離島における三代秘湯の一つ、硫黄島の東温泉は島の南海岸、集落の東側
歩いて30分ほどの所、周辺の風景はこんな感じです。
ところで残りの二つの秘湯ってどこの島だろう?はさておいて、
硫黄島その他の温泉あれこれ。
島の北海岸の長い坂道をダラダラと下った先にある坂本温泉。
手前の湯船の底から温泉が湧きだしている、この日は腰湯ほどの深さしか
無かったが、此処まで来た以上はと根性かけて入ってきた。
温めの適温、泉質はほぼ海水、しかしである・・・・湯船の底にはヌルヌル・
トロトロ・ベチャベチャの藻とも苔ともつかぬものが溜まっており、気持ち悪くて
長湯はできなかった。
湯量と湯温は栓を開け閉めして自分で調整して入るそうである、地元の人は
東温泉よりもこちらの方が良いと言っているらしい。
島の北端平家城展望台から見下ろした穴の浜(ケツノハマ)温泉。
どこが?と言われても、海の色が変わっている所がどこでも温泉です。
下りてゆく道は有るが、この日は波が高くて入浴ではなく入水(ジュスイ)自殺
になってしまうのでやめておいた。
穴の浜温泉への入り口、大名竹の林の中に立派な道が付いていた。
同じく島の北海岸にある大谷(ウータン)温泉入り口の標識。
穴の浜温泉同様の海岸に湧き出す温泉であるが、入り口のみ確認。
温泉と言えばこれも温泉、硫黄島港に湧き出す鉄分を含んだ温泉により
海水が赤茶色に変色している。
実は島の周囲の海岸は、どこでも温泉なのです。
フェリーみしまの船上から撮った島の南海岸、この洞窟の中にも温泉が湧いて
いるそうだが、当然舟でなければ行けない。
集落の開発総合センター内の温泉、ただの水道水と思ったが、沸かし湯ではあるが
一応温泉だそうである。
火・木・土のみ14時から19時まで利用可能、一般の旅行者も勝手に入って行って
無料で使用できる。