人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

硫黄島の坂本温泉他あれこれ

2014年04月25日 | 旅行記

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離島における三代秘湯の一つ、硫黄島の東温泉は島の南海岸、集落の東側

歩いて30分ほどの所、周辺の風景はこんな感じです。

ところで残りの二つの秘湯ってどこの島だろう?はさておいて、

硫黄島その他の温泉あれこれ。

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島の北海岸の長い坂道をダラダラと下った先にある坂本温泉。

手前の湯船の底から温泉が湧きだしている、この日は腰湯ほどの深さしか

無かったが、此処まで来た以上はと根性かけて入ってきた。

温めの適温、泉質はほぼ海水、しかしである・・・・湯船の底にはヌルヌル・

トロトロ・ベチャベチャの藻とも苔ともつかぬものが溜まっており、気持ち悪くて

長湯はできなかった。

湯量と湯温は栓を開け閉めして自分で調整して入るそうである、地元の人は

東温泉よりもこちらの方が良いと言っているらしい。

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島の北端平家城展望台から見下ろした穴の浜(ケツノハマ)温泉。

どこが?と言われても、海の色が変わっている所がどこでも温泉です。

下りてゆく道は有るが、この日は波が高くて入浴ではなく入水(ジュスイ)自殺

になってしまうのでやめておいた。

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穴の浜温泉への入り口、大名竹の林の中に立派な道が付いていた。

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同じく島の北海岸にある大谷(ウータン)温泉入り口の標識。

穴の浜温泉同様の海岸に湧き出す温泉であるが、入り口のみ確認。

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温泉と言えばこれも温泉、硫黄島港に湧き出す鉄分を含んだ温泉により

海水が赤茶色に変色している。

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実は島の周囲の海岸は、どこでも温泉なのです。

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フェリーみしまの船上から撮った島の南海岸、この洞窟の中にも温泉が湧いて

いるそうだが、当然舟でなければ行けない。

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集落の開発総合センター内の温泉、ただの水道水と思ったが、沸かし湯ではあるが

一応温泉だそうである。

火・木・土のみ14時から19時まで利用可能、一般の旅行者も勝手に入って行って

無料で使用できる。