バブル期ヤマハがリゾート開発を行ったが、バブルが弾け飛行場と観光用に
持ち込んだクジャクを残して撤退した。
天敵の居ないこの島では、その子孫が増えに増え当然のような顔をして
野山や集落の中を闊歩している。
島民は増えたクジャクを捕まえて食べてみたが、クジャクの肉は煮ても焼いても
不味くて食えないそうだ。
人間という天敵も居なくなったクジャクには、人が近ずいてもヘンッ!てな顔をして無視された。
メスを誘惑するオスのクジャク、こうやって子孫を次から次へと増やしている。
見ただけで幸せに成れるというオスの白いクジャクだが、未だ全然幸せじゃない。
こいつがバッサバッサと空を飛ぶ姿は豪快である。
硫黄島は、火山と温泉とクジャクと伝説の島なのです。