人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

層雲・濃霧から下流老人へ

2015年07月25日 | 今日の雑感雑記


梅雨前線が津軽海峡付近に停滞し、ここ数日は毎日こんな天気です。
これは層雲別名霧雲、発生する高さは地表付近から高度500m程度まで。
銭函天狗山は高さ536.7mであるから、この雲は300m~400mの高さにかかっている。
層雲が地表に接してしまうと「霧」と呼ばれる、山へ登って雲の中へ入っても見た目は霧である。



濃い層雲の中へ入ればこんな感じで、ほとんど先が見えず現象としては濃霧です。
安倍政権のやっている安保法案とか新国立競技場の問題の本質は、わざと国民の
目に触れないようにこの霧の向こう側に隠してあり、説明不足は意図的である。



層雲が海上にまで広がると小樽の赤岩山(371.1m)の頂上まで覆ってしまい、
とても夏の海とは思えない陰鬱な雰囲気となる。今年の小樽ドリームビーチは陰鬱なんです。
このごろ「下流老人」なんて言葉をあちこちで見かけるが、この暇人もその予備軍なので、
気分的に頭の中に濃い霧がかかっているような気がする。
後期高齢者に成るころには、年金・福祉・医療予算は半減しているんだろうな。
これじゃ霧じゃなくて霞を食って生きてゆかなければならない。