今更のようにふと気が付いた、10年以上前にフイルムカメラからデジタルカメラに切り替えた時から
単焦点レンズを使用したことが無い。(星空写真を撮るときは16mm F/2.8を使用しているが)
フイルムカメラでは単焦点レンズは当たり前だったのに、昨今は一眼レフでもズームが付いてくる。
このPENTAX Q-S1もキットレンズは5mm~15mmのズームレンズが付いていた。
そこで8.5mmの単焦点レンズを取り寄せ(黒色は受注生産だと言われた、本当かいな?)使ってみた。
まずはレンズの性能テスト、ハレーションがすさまじく光芒に切れがない、あまり良いレンズではない。
ノブキの実をF/2.0でギリギリまで寄って撮ってみた。
合焦部のキレは良く、背景もよくボケるが、ボケの形が良くない。
マイズルソウの実をF/2.8で、背景が単純だと合焦部とボケが良い雰囲気だ。
開放絞りF/1.9でコウゾリナを撮ってみた、開放でも使えそうだ。
ちょっと引いてF/2.8で手前のオオカメノキと後ろの森を撮ってみた。8.5mmと1/1.7型撮像素子ではこんなもんか。
単焦点レンズでも、引けばよし寄ればよしで特に不便は感じなかった。