
母島の宿の女の子が「北港へ行く途中に色々あって面白いよ」と言うが、宿の有る集落から
往復20kmを歩く気にはならないので、宿の車を借りて行ってきた。まずは有名な六本指地蔵へ。

これが六本指地蔵、杖を握る右手の指が五本ある・・・・・?

次は探照灯基地跡、日本軍の探照灯と電源車だというが、ほとんど残骸。

東港探照灯下砲台、これも15cmアームストロング砲か、砲身が破壊されていた。
下の方にさらに2門有るというが、踏み跡が見当たらないのであきらめる。

砂糖キビ圧搾機のローラーを積み重ねた校門が残る学校跡、
昭和19年(1944年)本土疎開だから、72年経つとガジュマルの木もこうなる。

戦前は500人近い集落の有った北港地区も、今は朽ち果てた桟橋を残すのみで何も無い。

有るのはNTTが設置した衛星電話ボックスだけ。