とある写真雑誌を見ていたら、ブッシュの中に隠れた迷彩服の兵を識別するために
開発された軍事用赤外線フイルムで撮った写真が載っていた。
葉緑素を含む植生は、赤外線を強く反射するため全て濃いピンク色に写ります。
迷彩服の兵の姿は、人間の目ではブッシュに紛れて判別できませんが、
この赤外線フイルムで撮れば一目瞭然となってしまうのです。
暇人も昔同じようなことをやったのを思い出し、またやってみた。
手稲前田森林公園での試写。
フイルム写真用の直線偏光フイルターを二枚重ねし、偏光軸を90°にクロスし撮ったもの。
赤色は植物が反射した赤外線なのですが、なぜこのように写るのか不明です。
可視光線用に作られているため、赤外線領域の波長は透過してしまうのか?
この写真は、2006年に購入した PENTAX ist DL2 で撮ったもの。
同じレンズとフイルターの組み合わせで PENTAX K-5Ⅱと OLYMPUS E-M5でも
試したのですがダメでした。
結局、昔のデジカメは撮像素子の前の赤外線除去フイルターがいいかげんだった?
でも、これはこれで使い道が有るのかもしれない。
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