人外花境

暇人の何でも自然観察日記

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直線偏光フイルター二枚重ね効果

2014年09月17日 | 写真

とある写真雑誌を見ていたら、ブッシュの中に隠れた迷彩服の兵を識別するために

 

開発された軍事用赤外線フイルムで撮った写真が載っていた。

 

葉緑素を含む植生は、赤外線を強く反射するため全て濃いピンク色に写ります。

 

迷彩服の兵の姿は、人間の目ではブッシュに紛れて判別できませんが、

 

この赤外線フイルムで撮れば一目瞭然となってしまうのです。

 

暇人も昔同じようなことをやったのを思い出し、またやってみた。

 

Photo

手稲前田森林公園での試写。

 

フイルム写真用の直線偏光フイルターを二枚重ねし、偏光軸を90°にクロスし撮ったもの。

 

赤色は植物が反射した赤外線なのですが、なぜこのように写るのか不明です。

 

可視光線用に作られているため、赤外線領域の波長は透過してしまうのか?

 

この写真は、2006年に購入した PENTAX  ist  DL2 で撮ったもの。

 

同じレンズとフイルターの組み合わせで PENTAX  K-5Ⅱと OLYMPUS E-M5でも

 

試したのですがダメでした。

 

結局、昔のデジカメは撮像素子の前の赤外線除去フイルターがいいかげんだった?

 

でも、これはこれで使い道が有るのかもしれない。


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