八重山諸島では、集落を一歩離れ裏山へ登って行くと、森の奥へと向かうこのような小道に出くわし、山の上にもかかわらず白いサンゴ砂が敷き詰められています。
石の角がすり減ったりしてかなり古そうですが、それなりに手入れが行き届いている。
暇人は、こんな小道を見つけると、森の奥に何か秘密基地でもあるんじゃないかとワクワクしながら入って行きます。この趣味は、ほとんど病気です。
森の奥にあったのはウガン(拝所)でした。
年に何度かある祭りのとき、ツカサ(神女)が神オガミする場所です。
近くにこの様な碑が立っていたから、祖納のウガンも15世紀ごろから有ったのかも知れない。
ここに書かれている「首里大屋子」とは、琉球王府から任命された地方行政官、地元の豪族などが登用され、今の県知事みたいなものかな。
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