人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

ミヤマニガウリとウシタキソウ

2007年08月21日 | 今日の雑感雑記

 この頃は近くの野山を巡っても、新しい野の花の発見が(私にとっての)ありません。したがって目立たない 小さな花を探すことになりますが、あまり面白くない。今日は銭函川沿いでウリ科ミヤマニガウリ(深山苦瓜)とア カバナ科ウシタキソウ(牛滝草)を発見しました。花の大きさは5mm程度、コンデジのマクロ機能でこれが精一 杯の撮影です。

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 ミヤマニガウリの花

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 ミヤマニガウリの実

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 ウシタキソウの花と立ち姿


近所の散歩と足のマメ

2007年08月19日 | 今日の雑感雑記

 昨日は13日の樽前山以来、何処へも出かけて居なかったので近所の散歩に行きました。海岸の方へ歩い て行くと、小さな河川沿いに何やら遊歩道が有りました。中へ入ってしばらく行くと、途端にこんな風景が展開。 宅地開発に伴い、周辺環境の整備をしたのでしょうか。

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この人工河川の由来です。この地に住み着き、早一年に成るのに初めて発見しました、こんな物が有ったと は。結構歴史の有る地だったのですね。

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 しばらく行くと小樽ドリームビーチの海岸へ出ます。札幌圏では屈指の海水浴場なんですが、何とも寂しい 雰囲気です。まあ、北海道の夏はこんなもんです。

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 帰り道、墓地の前を通ったらこんな墓標が有りました。日本人の名前には珍名が多いとは知っていたが、こ んな姓名が有ったとは、失礼とは思いながら写真に撮らせていただきました。どうも墓標の雰囲気からして、無 縁仏の様な感じなので。とか何とかキョロキョロしながら歩いていたら、10kmも散歩してしまいました。そんな つもりは無かったので、普通のタウンシューズを履いて出かけたので足にマメが出来てしまいました。明日から 又ニセコの山へ行くつもりだったのですが、てな訳でしばし中止です。

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新しいフォトアルバム始めました

2007年08月18日 | 今日の雑感雑記

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 今年の春先に八重山諸島から沖縄本島・南大東島などを旅して、沢山の野の花を撮影して来ましたが、名 前の解らない物が多くそのままにしてありました。名前が不明な物は不明としたまま「八重山諸島の花」として フォトアルバムに掲載しました。知っている方は「なぁ~んだ、これは○○じゃないか」と思って見ていただけれ ば幸いです。

 尚、「八重山諸島の花」とタイトルを付けましたが、本州中部以南に分布する物も多く含まれています。単に 八重山諸島で撮影した野の花と解釈して下さい。まずは波照間島で撮影した物から掲載しましたが、順次他 の島の花も追加掲載します。他島で撮影した同じ花や、花以外の亜熱帯を代表する植物も含まれています。


オオバタケシマラン

2007年08月17日 | 今日の雑感雑記

 オオバタケシマラン(大葉竹縞蘭)、ランといってもラン科ではありません、ユリ科です。表から見ると赤い実 が葉に隠れて良く見えませんが、裏から見ればこの通りです。実の柄がクリクリッとカールしているのが特徴で す。この仲間にはナルコユリやアマドコロなどが有ります。花の時期には気づかず通り過ごしていたのですが、 実がなって初めて気づきました。手稲山の山頂へ至る道路脇にて。

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風不死岳

2007年08月15日 | 今日の雑感雑記

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 昭和20年8月15日も暑かったそうですが、今日の札幌も暑いです。何となく涼しげな写真を、なんですが実 際は草木の生えていない砂礫の地面からの照り返しでオーブントースター状態です。風不死岳(1102.5m)は支笏 カルデラの側火山で、対岸に同じ側火山の恵庭岳(1319.7m)が有ります。左側のトレイルの付いているのが 932mピークです。遠くに羊蹄山(1893m)とその左側に尻別岳(1107.4m)が見えています。


樽前山の高山植物

2007年08月14日 | 今日の雑感雑記

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 樽前山といえば何と言ってもこのイワブクロ(岩袋:別名タルマエソウ)です。時期はずれだったのですが、遅 咲きのものがいくらか残っていました。

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 イワギキョウ(岩桔梗)です。草丈は5cmにも満たない小さな花ですが、鮮やかなブルーが目立ちます。

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 イワヒゲ(岩髭)です。これも小さな花ですがツツジ科の常緑小低木、すなわち木です。


今日は樽前山へ

2007年08月13日 | 今日の雑感雑記

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 北の都札幌も今日は33°C、いくら暑いからといって家でゴロゴロしているわけにもゆきません。久しぶりに 樽前山(1023.8m)へ行きました。感想はただ一言、暑かった!!!。腕が真っ赤に日焼けしてしまいました。

本当は溶岩ドームの裾を一周し、噴気孔の中を覗き込みたかったのですが、外輪山以外は全面立ち入り禁 止でした。火山ガスの噴出量が多い事と、いつ何時噴火するか解らないからが理由の様でした。

 外輪山の東山頂上から下を覗けば、千歳空港・JR千歳線・国道36号線が有ります。さらには千歳市・苫小 牧市などの市街地、苫小牧東部工業地帯、苫小牧港などの産業施設が密集しています。185万人都市札幌まで は40kmです。もしも樽前山が火砕流を伴う破局的大噴火を起こせば、実質的に北海道は全滅です。

 なんて空恐ろしいことを考えながらブログ打ってるんですが、さっぱり涼しくなりません。今だ室内温度30° です。ビールを飲めば飲むほど益々暑くなる感じ。明日は樽前山の野の花をご紹介します。


竹富島で聞いた話

2007年08月12日 | 今日の雑感雑記

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 8月15日が近づいてくれば、新聞やテレビなどに先の戦争に関する話題が多くなる。62年前の事とはい え、80才の人にとっては18才の多感な青春時代の出来事である。忘れようとしても忘れられない記憶として焼き 付いて居るだろう。戦争とは圧倒的な理不尽・不合理の塊みたいな物だから。

 竹富島の民宿で79才になるオジーから戦争中の島の出来事を聞かせてもらった。私の方から聞いたわけで はない、オジーがポツリポツリと話し始めたのです。詳しい話の内容は忘れてしまったので、メモ帳に箇条書き してあったものをそのまま転記します。

 終戦間際この島に石川県出身の○○部隊長が(メモには何故か○○と伏せ字にしてあった)300人の兵隊 を引き連れて駐屯していた。住民のヤギやブタに番号札を付けて軍の物として、住民が勝手に食することを禁じ た。住民がして軍の炊事班へ持って行くと、将校や下士官のみが食べ、一般の兵隊は米一升に水一斗を 入れた物にイモの葉を混ぜて食べていた。あれで良く生きて居られるものだと思っていた。

 軍曹以上の者は毎日ダラダラしていた。下級兵を銃の台尻で殴って三人殺し、戦死として報告していた。

 木造の学校を取り壊し燃料としてしまった。台湾から帰った島の若者がその話を聞いて、隊長をブッ殺して やると息巻いたので、隊長は石垣島へ逃げていった。戦後石川県へ行ったら、そいつはまだ生きていた。

 「戦後レジュームからの脱却」なんて事を言ったオボッチャマ総理には、食い物の恨みと心の拠り所を燃やさ れてしまった人間の心情は理解出来ないのだろう。戦後なんてものは、少なくとも関係者が全員死ぬまでは終 わらないのだ。