人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

カノープスの話と写真

2021年08月14日 | 自然観察

りゅうこつ座のα星カノープス(Car)は赤緯-52度42分に位置する-0.72等級の全天で二番目に明るい星。

恒星の南中時の高度(h)は次式で求められます。

h = 90°-σ (観測地の緯度)+δ(星の赤緯)

カノープスが地平線(水平線)ギリギリに見える観測地の緯度(σ)は

0=90°-σ+(-52°42′)

σ  ≒  37°30′ (条件さえ良ければ福島県からも見えるかも)

日本本土からはなかなか見えずらいため、一目見ると長生き出来ると言われています。

このコロナ禍のおり、写真ですが一目見て長生きできますように。

その写真を撮った本人が坐骨神経痛でトホホな生活しています、あまりご利益ないかも。

 

北緯26度38分 3月25日 19時50分 小笠原村母島鮫ヶ埼展望台からカノープス。

 

北緯24度49分 1月12日 20時50分 宮古島市下地島からカノープス。

 

北緯24度03分 1月15日 21時00分 竹富町波照間島からカノープス。

 


赤い花も写真ネタが切れました

2021年08月11日 | 野の花山の花

先日までのギラギラに輝くままに沈んでゆく太陽の後に、こんな夕空を見るとホッとします。

暑ければ太陽に向かって文句を言い、寒ければ降る雪に悪態をつき、四季の有る日本に生まれて良かったな。

 

赤い花の写真ネタも尽きました、ウナズキヒメフヨウです、この花は落花するまでパッと開花しません。

 

朝咲いた時は黄色ですが、夕方落花する前には赤く成るオオハマボウの花。

 

トウダイグサ科サンゴアブラギリ、花も花柄も目がチカチカするほど原色の赤。

 

花は淡紫色だが実が赤いジュズサンゴ、写真ネタ切れ。

 

セイロンベンケイソウの花にも色々有るが、これは赤色タイプの花。

 

デイゴ~の花が咲き・・・、沖縄県の県花、この花を見るとまた沖縄へ来てしまった、と思うのです。

 

ゴマノハグサ科ハナチョウジ、道路わきの斜面なんかによく咲いている。

 

モクマオウの雌花、遠くからでも良く目立つ赤い花。沖縄へ行ったとき探してみてください。

 

小笠原諸島で見かけた赤い花、今だ名前が分からず、こんな花見たことない、園芸種かな?


赤い花と白い花

2021年08月10日 | 野の花山の花

ついに真夏日が終わりました、今年の夏は暑く長い夏だった。

その暑く長い夏と時を同じくして坐骨神経痛が、ダブルパンチの夏だった。

山は霧がかかって涼しそうだが、まだ動ける足腰の状態ではない。

 

8月7日の当ブログで「なぜか北国には真っ赤な花は無い」と書いたが、改めて確認してみた。

 

デイゴの仲間、マメ科サンゴシトウ(珊瑚刺桐)、真っ赤な花のイメージとしてはこんなもの。

 

北国を代表する花ハマナス、奇麗な花だが赤ではないピンク色だ。

 

ユリ科コジマエンレイソウ、この方がより赤に近いがまだまだ。

1132種ページをめくって調べたが、真っ赤な花に該当するものは無かった。

 

圧倒的に多いのが白色系の花であった、南は赤、北は白、何か意味が有るのかな。


赤いポストとベニの花

2021年08月09日 | 野の花山の花

赤いものは花だけとは限りません、行ったことのある人は何処のポストか分かりますよね。

画面右端上にスルメみたいな変なもの写っていますが、魔除けの水字貝です。

パーントゥの仮面に水字貝とくれば、場所は宮古島で決まりです。

 

アカネ科ベニデマリ、別名コバノサンダンカ

 

キツネノマゴ科ベニツツバナ

 

クマツヅラ科ベニガククサギ

 

キク科ベニバナボロギク、赤と言うよりはオレンジ色、ベニの名の付く写真はこれしか無かった。


冬の大三角と赤い花

2021年08月08日 | 野の花山の花

冬の大三角、オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、小犬座のプロキオンが

奇麗な正三角形にならんでいる。

この星空は1月上旬の下地島でのもの、夜中は寒かっただけの記憶がある。

 

冬に咲く花、マメ科オオベニゴウカン(大紅合歓)別名アカバナブラシマメ。

 

フトモモ科マキバブラシノキ、この花の赤色はまさしく赤である。

 

赤色に密生したものは雄蕊、その形はまさしくブラシそのもの。

 

オシロイバナ科ブーゲンビレア、花は白であるが苞葉が赤いものを選んでみた。

園芸種であるため、苞葉の色は千差万別ピンからキリまである。


日の丸と赤い花

2021年08月07日 | 野の花山の花

毎度暑そうな写真で申し訳ない、なにせ身体障害者みたいな生活しているので話題が無い。

今日も目の前のスーパーへ車で買い物、入口に最も近い所に車を止めて、カートにつかまって店内へ。

外見的には四体不自由な半病人の高齢老人ですが、実際中身もそうなりつつあります。

話題を変えて、どこぞの国の国旗は「白地に赤く」らしいが、そんな太陽見たことない。

 

今更の様に気が付いた事が有る、北緯42度の我が家の裏山には赤い花が無いのである。

このコウリンタンポポも赤ではなく朱色です、なぜか北国には真っ赤な花は無い。

 

一方日本の南の方、南西諸島へ行けば真っ赤な花の花盛り。

見た目も名前も真っ赤か、ノウゼンカズラ科カエンボク(火炎木)です。

 

トウダイグサ科テイキンザクラ、鮮紅色この花の赤は強烈です。

デジカメの設定を調整しないと、すぐに色飽和してしまうぐらい鮮烈な赤です。

 

赤い花といえばアオイ科ハイビスカス、方言名ではそのものずばりアカバナーといいます。

赤い花の写真が沢山有ったのでしばらくは(坐骨神経痛が治るまで)赤い花シリーズということで。


生存証明とウラジロイチゴ

2021年08月04日 | 日記

積乱雲にまでは発達しきれない雄大雲、

いくら暑いからと言って北海道ではこれが精いっぱい。

坐骨神経痛の方は、腰にブロック注射という痛い注射を打ってもらい、

歩けるようになったので買い物に行き、飢え死にしないですみました。

人間歳を取るとはこうゆうことかと日々実感、とりあえず生存証明まで。

 

八月になると色々なイチゴ類が食べ頃になってきます、ウラジロイチゴ(エビガライチゴ)です。

坐骨神経痛が治った頃には野生動物に食べられてしまっているだろうな、治るのかしら?


我が人生最大の危機

2021年08月01日 | 日記

昨日の夕陽です、7月が沈んでゆく、8月もパワー全開で昇ってくるのだろうな。

何が危機かと言えば、家の中から食い物が無くなったのです。

いいえ、お金が無い訳ではないのです、ここ数日買い物に行っていないだけです。

先日、炎天下痛む足を引きずって少し歩いたら、頭痛がして熱中症みたいになりました。

それ以来外出せず、家中の食糧を漁り食つないできたが、とうとう底をつきました。

朝昼晩三食宅配という訳にもゆかず、今日は意を決して買い物に行こうかな。

それにしても某整形外科で処方された薬、まったく効きません。

明日またその某整形外科へ行ってきますが、どうなることやら。

 

アカバナ科エゾアカバナ、花が赤いからアカバナではなく

夏から秋にかけて葉が紅葉することからアカバナだそうです。