日本男道記

ある日本男子の生き様

見える化-強い企業をつくる「見える」仕組み

2006年02月03日 | 読書日記
見える化-強い企業をつくる「見える」仕組み

東洋経済新報社

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【一口紹介】
ベストセラー「現場力を鍛える」に続く第2弾。
「見える化」は、聞き慣れない言葉かもしれないが、「可視化」「目で見える管理」とも言われるもので、要は企業活動の様々なものを「見える」ようにする試みのこと。 強い企業は、様々なものが「見えている」企業。異常、問題、実績、知恵、ノウハウ、顧客の声・・・・・・。それらが見えていれば、企業は強くなり市場を創れる。逆に、見えない企業では崩壊が始まる。近年の食品工場での偽装事件や鉄道事故、それらは企業が「見えること」「見せること」を怠った結果だとも言える。そんな「見える化」を、トヨタやキヤノンをはじめ、エプソンや松下電工、JR東日本や夷隅ゴルフといった34の豊富な企業事例をもとに体系化。本書は、「見える化」を全面に取り上げた、日本で初めての本。

【読んだ理由】
話題の本であると同時に「現場力」は今のマネジメントのキーワード?

【印象に残った一行】
『効果的な「見える化」のための10のポイント』
1.まず現状の棚卸しから始める。
2.「見せたくないもの」「見せられないもの」ほど「見える化」する。
3.「見えう」もの、「見せる」ものを絞り込む。
4.鮮度、タイミングを重視する。
5.アナログとデジタルを使い分ける。
6.わかりやすく、シンプルに。
7.現場の当事者自身が「見える」ようにし、仕組みもつくる。
8.本当の勝負は「見えたあと」
9.「見える化」のノウハウを共有する。
10.経営トップが「見える化」を牽引する。

【コメント】
現場力を強化するには、現場が能動的に高次元の問題を解決する問題解決能力を磨くことが必要である。そのためには、問題を発見すること、つまり「見える化」が重要。「見える」ようにするためには、「見せる」意思と行動が必要だ。真の「見える化」の実現は、「見せる化」を推進することであり、「見せよう」とする人づくりがカギになると説く。
「見える化」の落とし穴の1つがIT(情報技術)への偏重。「見てくれるはず」という期待を前提にした仕組みを作った結果、見る意思のない人間にとって「見ない化」「見えない化」になってしまう失敗例もある。
「見える化」を「問題の見える化」「状況の見える化」「顧客の見える化」「知恵の見える化」「経営の見える化」という5つのカテゴリーに分け、それぞれ、事例を紹介する。トヨタ自動車は新型「カローラ」の開発に当たって、機密扱いだった部品単価を開発担当者すべてにオープンにする手法を取った。部品単価の明細まで「見える化」し、コスト上の無駄や改善の余地がどこにあるかを探るためだ。多くの事例から、地道に現場力を磨く企業の工夫や努力がうかがえ参考となる。




Daily Vocabulary(2006/2/3)

2006年02月03日 | Daily Vocabulary
1631.nausea(吐き気、嫌悪)
He tried to hold down his nausea.
1632.cramp(さしこみ、激しい腹痛、生理痛、けいれん)
I got a cramp in my leg and couldn't walk.
1633.skin rash(吹き出物発疹、皮膚発疹)
My skin rash has got better since I changed my diet.
1634.respiratory(呼吸器官の、呼吸の、呼吸器の)
Pollution gives rise to high rates of respiratory infections. 
1635.disease(病気、疾病)
AIDS is a disease that kills many people.
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