日本男道記

ある日本男子の生き様

観音経21

2009年08月28日 | お経を読む・理解する
【原文】
無垢清浄光 慧日破諸闇 能伏災風火 普明照世間

【読み】
むーくーしょうじょうこう えーにちはーしょ-あん のうぶくさいふうかー ふーみょうしょうせーけん

【通釈】
観世音菩薩は少しの汚れもなく清浄の光を放っているので、その広大な太陽のような智慧で諸々の闇を破り、世間の災いも苦しみも普く照らし救っていくのである。


 
観音経の正式お名前は、「妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五」という。観音信仰の基本経典。「妙法蓮華経」とは、有名な法華経のこと。法華経は二十八品(二十八章)からなり、観音経は(普門品)はそのうちの第二十五番目の章であるということ。その内容は、ひと言で言えば「観音様はどんな菩薩さまか」が説かれたもの。





観音経(偈)Avalokite醇{vara