ステップ重松 清中央公論新社このアイテムの詳細を見る |
【一口紹介】
◆内容(「BOOK」データベースより)◆
結婚三年目、妻が逝った。のこされた僕らの、新しい生活―泣いて笑って、少しずつ前へ。一緒に成長する「パパと娘」を、季節のうつろいとともに描きます。美紀は、どんどん大きくなる。
【読んだ理由】
昨年末の読売新聞「今年読んだ最高の1冊」で紹介されていたから。
【印象に残った一行】
一年間では悲しみがきれいに癒えるはずもない。朋子が亡くなったことをふと忘れている時間は増えても、そのぶん逆に、思い出したときの胸のうずきは深くなってしまう。
自分でも思い当たるフシはなかったが、なにげない一言や、よかれと思って口にした一言が、相手を傷つけることはよくある。
【コメント】
読みながら、何回か涙が出そうになった。久しぶりだ本を読んで泣いたのは。