日本男道記

ある日本男子の生き様

27・掛川(秋葉山遠望)

2010年04月25日 | 広重東海道五十三次
27・掛川(秋葉山遠)
掛川宿は日坂から七.二粁。この掛川の宿外れにある塩井川の土橋を中心に描いたのがこの絵である。向こうから供をつれた僧侶がくる。往きちがう老夫婦の旅人が、腰を曲げて慇懃に挨拶しているもの、僧侶を敬い、後生を願う昔の老人の気配もしのばれる一情景である。掛川、つぎの袋井から浜松あたりの平野では凧あげが盛んである。沖天にあがっている凧や、糸が切れて飛んでいく凧が画面に動きを与えている。遠くに見える峻厳な山は。画題「秋葉山遠望」の秋葉山である。掛川から秋葉山へは三十二粁。東海道で庶民の信仰をあつめていた三尺棒権現によって知られている。右手の田圃で田の草をとる農夫の姿、橋の上の里の子に夏の暑さを見せている。僧侶の胸もとに汗がにじんでいるようにさえ見える。

絵の出典:食るり愉るり知多半島

※歌川 広重(うたがわ ひろしげ、寛政9年(1797年) - 安政5年9月6日(1858年10月12日)
浮世絵師。江戸の町火消しの安藤家に生まれ家督を継ぎ、その後に浮世絵師となったが 現代広く呼ばれる安藤広重(あんどう ひろしげ)なる名前は使用しておらず、浮世絵師としては歌川広重が正しいと言える。
天保3年(1832年)秋、広重は幕府の行列(御馬進献の使)に加わって上洛(京都まで東海道往復の旅)する機会を得たとされる。天保4年(1833年)には傑作といわれる『東海道五十三次絵』が生まれた。この作品は遠近法が用いられ、風や雨を感じさせる立体的な描写など、絵そのものの良さに加えて、当時の人々があこがれた外の世界を垣間見る手段としても、大変好評を博した。
なお、つてを頼って幕府の行列に加えてもらったとの伝承が伝わるが、実際には旅行をしていないのではないかという説もある[2]。 また、司馬江漢の洋画を換骨奪胎して制作したという説もある。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Daily Vocabulary(2010/04/25)

2010年04月25日 | Daily Vocabulary
9226.disparity(格差、不釣り合い)
There is a 10% disparity between expenses and income.
9227.fret about(~を心配、懸念、腐心する、~を思い悩む)
The pitcher fretted about how to stop Nagashima from getting any hits.
9228.move up(上がる、上昇する)
They would move up the socioeconomlc ladder and have a better life than thir parents.
9229.drop-off(減少、落ち込み)
I guess the recessin has also caused a big drop-off in donations to charities.
9230.wag(しっぽや頭を振ること)
Money will buy a pretty good dog but it won't buy the wag of his tail.
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