![]() | 悪人(上) (朝日文庫) |
吉田 修一 | |
朝日新聞出版 |
【一口紹介】
◆内容紹介◆
福岡市内に暮らす保険外交員の石橋佳乃が、携帯サイトで知り合った金髪の土木作業員に殺害された。二人が本当に会いたかった相手は誰だったのか? 佐賀市内に双子の妹と暮らす馬込光代もまた、何もない平凡な生活から逃れるため、出会い系サイトへアクセスする。そこで運命の相手と確信できる男に出会えた光代だったが、彼は殺人を犯していた。彼女は自首しようとする男を止め、一緒にいたいと強く願う。光代を駆り立てるものは何か? その一方で、被害者と加害者に向けられた悪意と戦う家族たちがいた。誰がいったい悪人なのか? 事件の果てに明かされる殺意の奥にあるものは? 毎日出版文化賞と大佛次郎賞受賞した著者の最高傑作、待望の文庫化。
◆内容(「BOOK」データベースより)◆
九州地方に珍しく雪が降った夜、土木作業員の清水祐一は、携帯サイトで知り合った女性を殺害してしまう。母親に捨てられ、幼くして祖父母に引き取られた。ヘルス嬢を真剣に好きになり、祖父母の手伝いに明け暮れる日々。そんな彼を殺人に走らせたものとは、一体何か―。
【読んだ理由】
今話題の書。
【印象に残った一行】
子供のころから自分が「ついている」と感じることがまったくなかった。世の中にはいろんな人間がいて、その中で「ついている人」と「ついていない人」に分類されたら自分は間違いなく後者で、その後者グループで分類されても、やっぱり「ついてない」方に選り分けられる。自分はそんな人間だと思いこんで生きていた。
【コメント】
九州弁の会話がいい。

