日本男道記

ある日本男子の生き様

10・甲州三島越(View from Mishima Pass in Kai Province)

2011年01月16日 | 富岳三十六景
10・甲州三島越(View from Mishima Pass in Kai Province)

この図は佳作の一つである。この絵で北斎は、白然がいかに大きく、人間がいかに小さいかという、自然尊崇の哲学を表現しているように見える。
富士山の偉容、中央の巨木の大きさを3人の人間が取り巻いてもまだ手が廻らない有様を描写していいる。
構図の面白さ、藍、緑、鼠の3色で、この絵が完成されているところにも、夏の峠という気分が濃厚に出ている。

※富岳三十六景
「冨嶽」は富士山を指し、各地から望む富士山の景観を描いている。
初版は1823年(文政6年)頃より作成が始まり、1831年(天保2年)頃から1835年(同4年)頃にかけて刊行されたと考えられている。[1]版元は永寿堂西村屋与八。
発表当時の北斎は72歳と、晩年期に入ったときの作品である。また西洋画法を取りいれ、遠近法が活用されている事、当時流行していた“ベロ藍”ことプルシャンブルーを用いて摺ったことも特色である。
浮世絵の風景画は当時「名所絵」と呼ばれており、このシリーズの商業的成功により、名所絵が役者絵や美人画と並ぶジャンルとして確立したと言える。
「凱風快晴」や「山下白雨」のように、富士山を画面いっぱいに描いた作品から、「神奈川沖浪裏」や「甲州伊沢暁」のように遠景に配したものまであり、四季や地域ごとに多彩な富士山のみならず、各地での人々の営みも生き生きと描写している。
日本のみならず、ゴッホやドビュッシーなど、世界の芸術家にも大きな影響を与えた。
当初は名前の通り、主版の36枚で終結する予定であったが、作品が人気を集めたため追加で10枚が発表され、計46枚になった。追加の10枚の作品を「裏富士」と呼ぶ。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Daily Vocabulary(2011/01/16)

2011年01月16日 | Daily Vocabulary
10556.stick-in-the-mud(保守的な人、時代遅れの人)
I am just a stick-in-the-mud when it comes to carrying around one of those jumped-up walkie-talkie.
10557.not run with the herd(みんなと同じようにしない人、人と違うことをする)
I control my availability and don't run with the herd me to stop smoking.
10558.noble sentiments(立派な意見)
Noble sentiments, to be sure, but you have to admit that mobile phones do come in handy sometimes.
10559.beat around the bush(遠回しに言う)
You guys don't beat around the bush.
10560.select group(選ばれた少数の人、えり抜きのグループ)
Tom is actually a member of a very select group.
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四国八十八ヶ所 第六十五番由霊山三角寺/愛媛県四国中央市(2010/09/05)

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