日本男道記

ある日本男子の生き様

ラストサムライ 片目のチャンピオン武田幸三

2012年05月05日 | 読書日記
ラストサムライ 片目のチャンピオン武田幸三 (角川文庫)
クリエーター情報なし
角川グループパブリッシング

【一口紹介】
◆内容紹介◆
貧しさにも、孤独にも、少年は屈しなかった。
悔しさに涙し、道に迷っても、毎日を精いっぱい生きた。
みじめだけど必死って、カッコイイ--。
心震えるヒューマンドキュメント。

◆内容(「BOOK」データベースより)◆
五歳のときに火事で家を失った。
ほどなく両親は離婚、父親は家を出て行った。
少年は強い男になると誓い、早朝、川原の道を走り始める。
貧乏や虐めに耐えた日々、悔しさに涙を流した日日、挫折を味わい進むべき道に悩んだ日々…精いっぱい生きた毎日が、少年を強くて優しい男に成長させた。
ムエタイ王者にもなり、K‐1でも活躍するキック界のカリスマ、武田幸三。
赤裸々に半生を描いた、感動のヒューマンドキュメント。
第17回『ミズノスポーツライター賞』優秀賞受賞作。

◆出版社からのコメント◆
伊坂幸太郎氏 感嘆!
「僕がもし、学校の先生なら。生徒たちにこの本を渡し、あとは武田幸三の試合を一緒に観に行こう。それだけで、生きていく上で大事なことの大半が分かるんじゃないだろうか」
人間関係が希薄になり、無気力な空気が漂う今の時代にあって、武田幸三の生き様は異色です。
純粋で、ひたむきで、無骨だけど優しくて、礼節を重んじる。
作家の伊坂幸太郎氏が「魅力的な人間」と帯で評していますが、本書を読むとその理由がよくわかるのではないでしょうか。
格闘技好きの人だけでなく、何かに悩み壁にぶつかっている人にも勇気を与えてくれる、感動のヒューマンドキュメントです。

【読んだ理由】
「虹の岬の喫茶店」「青森ドロップキッカーズ」に続く森沢明夫作品。

【印象に残った一行】
「九歳で家族を守れる強い男になろうと決意し、毎朝ロードワークをはじめた少年--。荒川の土手。ゴールの見えない一本道。焼失。喪失。貧困。寂寥。孤独。忍耐。劣等。失望。愚直。挫折。恐怖。感謝。栄光。決意。手術。復活・・・。」

「昨日よりも今日、今日よりも明日・・・ほんの少しでもいいから、自分が成長している。そういうことを信じられなくなったら、アスリートは終わりだと思うんですよね」

【コメント】
子供の頃はプロレスを良く見ていたが、最近格闘技は見ないので、主人公の試合も見たことがない。
一度是非見たいと思ったが、既に引退されており残念だ。
 



Daily Vocabulary(2012/05/05)

2012年05月05日 | Daily Vocabulary
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