寝る前に読んでください。 | |
クリエーター情報なし | |
アルファポリス |
【一口紹介】
◆内容(「BOOK」データベースより)◆
小さな思いやり、小さな努力、小さなやさしさ、小さな奇跡―。世界中に転がっていたこころ温まる物語の数々を集めました。
◆著者略歴◆
佐藤 光浩
三重県生まれ。日本大学文理学部国文学科卒業。編集プロダクション勤務を経て、2003年フリーランスのエディター・ライターとして独立。書籍、雑誌、Webなど媒体を問わず幅広く活動し、編集・執筆分野も多岐に渡る読者の皆さんは、病院や医者で薬が病気を治してくれると思っているでしょうが、それは違います。入院の目的は不摂生から切り離すことです。
【読んだ理由】
不明。
【印象に残った一行】
落穂拾い
フランスの画家、ミレーの代表作の一つ「落穂拾い」は、刈り入れが終わった後の畑で、腰を屈めながら落ち穂を拾う貧しい農夫たちの姿を描いた1857年の作品です。のどかなで年風景の中、豊かな実りとは裏腹に、貧困にあえぐ農夫たちがいるという対比が表現されています。しかし、そこには人の心の暖かさも描かれていました。
当時のフランスの農村には貧しい人たちが多く、無事に収穫を迎えられた畑では、落ち穂をわざと残しておくという習慣がありました。それは、少量の穀物を困っている人に使わせてあげようという思いやりの心から生まれたものです。
旧約聖書にも「穀物を収穫するときは、畑の隅まで刈り尽くしてはならない。収穫後の落ち穂を拾い集めてはならない。ぶどう畑の落ちた実を拾い集めてはならない。これらは貧しい者や寄留者(旅人)のために残しておかねばならない」という言葉があります。「落穂拾い」じゃ、絵の美しさはもちろん、生活の厳しさを働く尊さ、そして人の心の温かさ
が作品から伝わってくるからこそ、高い評価を得ることができたのです。
【コメント】
心あたたまる話が満載!寝る前と言わず何時でも読んで下さい。