![]() | ちょっと今から仕事やめてくる (メディアワークス文庫) |
クリエーター情報なし | |
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス |
【一口紹介】
◆内容紹介◆
この優しい物語をすべての働く人たちに
ブラック企業にこき使われて心身共に衰弱した隆は、無意識に線路に飛び込もうとしたところを「ヤマモト」と名乗る男に助けられた。
同級生を自称する彼に心を開き、何かと助けてもらう隆だが、本物の同級生は海外滞在中ということがわかる。
なぜ赤の他人をここまで気にかけてくれるのか?
気になった隆は、彼の名前で個人情報をネット検索するが、出てきたのは、三年前に激務で鬱になり自殺した男のニュースだった――
働く人ならみんな共感! スカっとできて最後は泣ける"すべての働く人たちに贈る、人生応援ストーリー"
第21回電撃小説大賞“メディアワークス文庫賞”受賞作。
◆著者について◆
大阪府吹田市出身。第21回電撃小説大賞<メディアワークス文庫賞>を本作で受賞しデビュー。あきれるほどのインドア派。でも趣味は旅行という矛盾。
【読んだ理由】
題名に惹かれて。
【印象に残った一行】
誰かに何かを説明する時は自分で思う1,5倍ゆっくり話せ
夢を諦めてしまったり、挫折を繰り返したりして、自分の可能性を見いだせないまま、人生を終えてしまう人も少なくない。
そして天職に巡り合えた人も、巡り合えなかった人も、みな試行錯誤しながら、もがき苦しみいきていくのだろう。
この世で生きていくためには、誰もが働かなくてはならない。
やりがいのある仕事ばかりじゃない。理不尽なことだってたくさんある。
その都度みんなが仕事を辞めてしまっては、たしかに社会は成り立たないかもしれない。
けれど、社会のために誰かが犠牲になる必要なんて、決してないはずだ。
だれでも幸せになるチャンスは巡ってくる。
例え、そのチャンスの全てに気づくことができなくても、一度くらいは人生を変えるタイミングを見つけることができるだろう。
それを掴めるかどうか・
それはもしかしたら、その時、その人のそばにいる“誰か”の言葉によって、大きく左右されるかもしれない。
【コメント】
転職される方、はじめて就職される方のそばにいる一人として参考になりました。