日本男道記

ある日本男子の生き様

ペリリュー・沖縄戦記

2017年10月21日 | 読書日記
ペリリュー・沖縄戦記 (講談社学術文庫)
クリエーター情報なし
講談社


◆内容紹介◆
「戦争は野蛮で、下劣で、恐るべき無駄である」。
硫黄島に匹敵する損害率を記録した一九四四年秋のペリリュー島攻略戦、そして四五年春の沖縄上陸戦。
二つの最激戦地でアメリカ海兵隊の一歩兵が体験した「栄光ある戦争」の現実とは?
敵味方を問わずおびただしい生命を奪い、人間性を破壊する戦争の悲惨を克明かつ赤裸々に綴る、最前線からの証言。

私はアメリカ第一海兵師団第五連隊第三大隊K中隊の一員として、中部太平洋にあるパラオ諸島のペリリュー島と、沖縄の攻略戦に参加した。
本書はその訓練期間と戦場における体験を記したものである。
(中略)
一人として無傷で帰還することはできなかった。多くは生命を、そして健康を捧げ、正気を犠牲に捧げた者もいる。
生きて帰ってきた者たちは、記憶から消し去ってしまいたい恐怖の体験を忘れることはできないだろう。(本書「はしがき」より)

◆著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)◆
スレッジ,ユージン・B.
1923年米国アラバマ州モービル市生まれ。42年に海兵隊入隊。第2次世界大戦に歩兵として従軍。戦後はアラバマ州モンテヴァロ大学で生物学教授。専門は鳥類学。2001年没

【読んだ理由】
新聞の書評を読んで。

【印象に残った一行】
歩兵にとっての戦争はむごたらしい死と恐怖、緊張、疲労、不潔さの連続だ。そんな野蛮な状況で生き延びるために戦っていれば、良識ある人間も信じられないほど残忍な行動がとれるようになる。我々の敵に対する行動規範は、後方の師団司令部でよしとされるものと雲泥の差があった。

【コメント】
ペリリュー アメリカの損害総計6526人(戦死者1252人、負傷者5274人)日本 死者1万0900人
沖縄 アメリカ側の死者・行方不明者7613人 負傷者3万1807人 神経を止んだ戦闘外の事故兵2万6221人 日本10万7539人 

Daily Vocabulary(2017/10/21)

2017年10月21日 | Daily Vocabulary
20606.That was not my intention(そんなつもりではありませんでした)
That was not my intention.
20607.fall for(~を好きになる、夢中になる)
We fell for each other the moment our eyes met.
20608.up and leave(突然行ってしまう)
He up and left for the East Coast.
20609.reach out to(~に働きかける)
Why don't you reach out to him?
20610.grudge(恨み,遺恨)
That's a long time to hold a grudge.

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