きみが最後に出会ったひとは なぎさの媚薬 4 | |
クリエーター情報なし | |
小学館 |
◆出版社からのコメント内容紹介◆
人を愛すること、生きることとは何かーー重松清氏が週刊ポスト誌上で官能小説の形をとりながら、「死」をモチーフに人を愛してやまない男と女の生き方を感動的に描いた連作小説の完結編です。
愛する娘が自殺を遂げなければならなくなったいきさつを知ったフリーライターのアキラが、「なぎさの媚薬」の助けを借りて過去に戻り、娘の命を救った後、現実の世界で娘と再会を果たすシーンは涙なくしては読めません。
そして、多くの男の夢と命を救ってきたなぎさ自身の魂は救われるのか......。乞うご期待!
◆内容(「BOOK」データベースより)◆
無垢な少女・なぎさの姿に自分の夢を重ねた女、レイコ。
キャリアを積んで生きるレイコを実の姉のように慕ったなぎさ。
ふたりが渋谷で“死の解逅”を果たした時、その伝説は始まった―。
なぎさの秘密がいま、明かされる。『なぎさの媚薬』シリーズ、感動の完結編。
◆抜粋◆
伝説の娼婦、なぎさの正体を追う52歳のフリーライター、アキラ。
ようやくなぎさにたどりついた彼に彼女が突きつけたのは、離婚以来一度も会わずにきた娘の死だった。
娘の命を救うため、なぎさが持つ「過去に戻れる媚薬」の力を借りるアキラ。
一方のなぎさも、彼こそ最後の客、そして自分自身を救ってくれる相手だという予感を持つ。
やがてふたりが再会した時、なぎさは自ら媚薬を服み、アキラに身を委ねる。
なぎさはなぜ、娼婦として渋谷に立つことになったのか、なぜ寂しい男たちを救う媚薬を手にしたのか----。
なぎさとともに過去へ旅立ったアキラは知る。
なぎさと、なぎさが姉と慕った女性の、それぞれ
に悲しい運命を......。
なぎさの秘密の全てが明かされる感動のシリーズ完結編!
【読んだ理由】
重松 清作品。
【コメント】
重松氏にこんな官能的な作品があるとは驚きだった。