日本男道記

ある日本男子の生き様

おまじない

2019年11月30日 | 読書日記
 
【一口紹介】
◆内容紹介◆
刊行即重版! 反響続々! !

「人はいなくなっても、言葉は残る。
誰かの言葉に縛られる絶望は、誰かの言葉に守られている希望に替えていけばいい。
本書の物語は、そう力強く告げている。」(文月悠光・詩人)
「「燃やす」を読んで、自分の中にいた小さい頃の自分を思い出して泣きました。」(読者)
「誰にも知られない苦しみによりそってくれる、おまもりみたいな本」(読者)

TBS「王様のブランチ」で紹介!(3/31 O.A.)
読書メーター「読みたい本ランキング」第1位(1/22-2/21)

「サラバ」「i」に続く、
直木賞作家・西加奈子待望の最新刊!

大人になって、大丈夫なふりをしていても、
ちゃんと自分の人生のページをめくったら、傷ついてきたことはたくさんある――。
それでも、誰かの何気ないひとことで、世界は救われる。
悩んだり傷ついたり、生きづらさを抱えながらも生きていくすべての人の背中をそっと押す、キラメキの8編。

「あなたを救ってくれる言葉が、この世界にありますように」――西加奈子
【収録作品】
1 燃やす
2 いちご
3 孫係
4 あねご
5 オーロラ
6 マタニティ
7 ドブロブニク
8 ドラゴン・スープレックス

◆出版社からのコメント◆
内容(「BOOK」データベースより)
さまざまな人生の転機に思い悩む女子たちの背中をそっと押してくれる魔法のひとこと―。著者の新境地をひらく10年ぶりの短編集。

◆著者について◆
西加奈子
1977年、テヘラン生まれ。2004年、『あおい』でデビュー。07年、『通天閣』で織田作之助賞を、13年、『ふくわらい』で河合隼雄賞を、15年、『サラバ! 』で直木賞をそれぞれ受賞。その他の作品に『さくら』『漁港の肉子ちゃん』『舞台』『まく子』『i』など多数。

【読んだ理由】
書名と著者名に惹かれて。

【最も印象に残った一行】 
時々お父さんは家の中で漏らした。お母さんが掃除をしながら泣いているのが聞こえた。
翌日になると、お父さんは昨日と一変した。昨日の自分を恥じているみたいにじっとうつむいて、朝ごはんも食べなかった。お母さんはお父さんがやったことを一部始終、全部細かく聞かせた。夜の言動を、テープに録音しているときもあった。
「いくら飲まないといけないからって、そんなになるまで飲むのはどうしてですか?」
お父さんは返事をしなかった。背中を丸めてじっとしていた。
「本当に、見ていられない。」
お父さんとお母さんが解れたのは、私が十一歳のときだ。

【コメント】
この著者の作品ははじめてだが、なぜだか勇気が湧いてくる。当分この著者の本を読んでみよう。

Daily Vocabulary(2019/11/30)

2019年11月30日 | Daily Vocabulary
24411.evident(明らか)easy to see, notice, or understand 類義語 obvious, clear  
It's evident that she's lying.
24412.clear explanation(明快な説明)
The student failed to give me a clear explanation for missing class.
24413.advantage(利点)something that helps you to be more successful than others, or the state of having this OPP disadvantage 
These are obvious advantage to being  advantage to being bilingual.
24414.ambiguous(曖昧な)something that is ambiguous is unclear, confusing, or not certain, especially because it can be understood in more than one way OPP unambiguous   
I asked many for a date, but her reply was ambiguous
24415.vague(曖昧) unclear because someone does not give enough detailed information or does not say exactly what they mean   
This report is  terribly vague. 

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