◆内容紹介◆
この幸せを守るためには、性欲のはけ口が別に必要だ
「たかがセックスで生活の全部を捨てる覚悟はあるのか」。
「たかがセックスで生活の全部を捨てる覚悟はあるのか」。
したい妻としたくない夫。セックスと幸福の関係を描き切った連作短編集。
◆内容(「BOOK」データベースより)◆
夫と安寧な結婚生活を送りながらも、セックスレスに悩む初美。
同級生と浮気未満のキスをして、義弟に良からぬ妄想をし、果ては乳房を触診する女医にまでムラムラする始末。
この幸せを守るためには、性欲のはけ口が別に必要…なのか!?
柚木がたわわに実る、果汁滴る12房の連なる物語。
◆著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)◆
柚木/麻子
1981年、東京都生まれ。立教大学文学部フランス文学科卒業。
1981年、東京都生まれ。立教大学文学部フランス文学科卒業。
2008年、女子校でのいじめを描いた「フォーゲットミー、ノットブルー」で第88回オール讀物新人賞を受賞。
10年、受賞作を含めた単行本『終点のあの子』でデビュー。
15年、『ナイルパーチの女子会』で第28回山本周五郎賞を受賞。
【読んだ理由】
知人の紹介。
【最も印象に残った一行】
しかし、本当はそうじゃない。胸に秘めた真実、目を向けたくない過去。心のどこかにある願い。生きるとは自分とは何かといった根源的なもの。俺たちが実際に生きている世界では,誰もそんなことをことさら語ったりはしない。日常で交わされる会話はもっと現実的だ。だけど、それらが重なっていく中で、真実が見えてくる。
【コメント】
はじめての著者だが、赤裸々で少し驚かされました。