レ・ミゼラブル〈下〉 (岩波少年文庫)ヴィクトル ユーゴー,Victor Hugo,豊島 与志雄岩波書店このアイテムの詳細を見る |
【一口紹介】
◆出版社からの内容紹介◆
ひときれのパンを盗んだために,19年間もの監獄生活を送ることになったジャン・ヴァルジャンの物語。
19世紀前半のフランス社会に生きる人々の群像を描く大パノラマ『レ・ミゼラブル』の少年少女版。
◆内容(「BOOK」データベースより)◆
素性をかくして社会的な地位を得たジャン・ヴァルジャンだったが、警部ジャヴェルの疑いの目がつきまとう。
慈しんで育てた孤児の少女コゼットは美しく成長して青年マリユスと恋におち、ジャン・ヴァルジャンは複雑な思いで見守る。
◆著者◆
1802-1885年。フランスの詩人・小説家。ナポレオン軍の軍人の子として生まれたが、10代の頃から文学に熱中した。1841年にアカデミー・フランセーズの会員に、45年には貴族院議員になる。51年ナポレオン3世のクーデターに反対して国外追放になり、19年の亡命生活を送ったが、70年、共和制の成立したパリにもどった。多くの詩集のほか、『ノートルダム・ド・パリ』(1831年)『レ・ミゼラブル』(1862年)『九十三年』(1874年)などの小説がある。
【読んだ理由】
「読んでおきたい世界の名著」(三浦朱門編)を読んで。
【印象に残った一行】
『死ぬの、はなんでもない。生きられないのが、おそろしいのだ。』
【コメント】
心の奥に深く何かを残してくれる小説。今度は岩波文庫版(全四冊)に挑戦してみよう。
未読の方には是非お奨めしたい本。
この本はずうっと以前、読みかけてやめた
記憶があります。今となっては再挑戦かなぁ。
男道記さんがこうして紹介していると、見過
ごしてきた名著にも触れてみようかという
気になってしまいます..(笑)。
ご指摘のとおり、誰もが読みかけていた本と思われます。
お恥ずかしいのですが、私が今回読んだのは「岩波少年文庫」で短縮バージョンです。