寒くなると常備品である ほぼ40年の付き合いの「マルタイ棒ラーメン」clickを食べることが多くなる。
その時は、酒のツマミの常備品でもあるギョニソ(魚肉ソーセージ)の出番でもある。
マルタイラーメンを食べるのは我が家では自分だけなので調理も自分でやるしかない(笑)。
あいかたがダンナが好きなマルタイラーメンのラインナップをいろいろ揃えてくれた。
阿智胡地亭は 旧・福岡県若松市立島郷第2小学校 (現・北九州市立花房小学校)に小学一年生として入学したからだけやのうて
もうせんから なんがなし九州の味ば好いとるもんね。
寒くなると常備品である ほぼ30年の付き合いの「辛ラーメン」を食べることが多くなる。
その時は、酒のツマミの常備品でもあるギョニソ(魚肉ソーセージ)の出番でもある。
辛ラーメンを食べるのは我が家では自分だけなので調理も自分でやるしかない(笑)。
毎日でも飽きないほどの焼きビーフン好きだが、焼きビーフンの中でも「シンガポールビーフン」は特に好きだ。
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シンガポールの空港は1981年、現在のチャンギ国際空港のターミナル1が開業するまではパヤレバー空港が国際空港だった。
インドネシアのジャカルタによく通っていたとき、成田からシンガポールまではシンガポール航空かJALだったが、
シンガポール空港でインドネシアのガルーダ航空に乗り換えることが多かった。
トランジットの時など往きや帰りに、パヤレバー空港で時々軽食をとった。
空港の施設の一番遠いところに小さな食堂があってその店に「シンガポールビーフン/星洲炒米粉」というメニューがあった。
「炒米粉ー焼きビーフン」の旨さは台湾の高雄ですっかり舌が覚えていたから、これを頼んでみたが
何故「シンガポールビーフン/星洲炒米粉」という名前なのかは一口食べたらすぐわかった。
星洲炒米粉つまりシンガポール焼きビーフンはカレー味の焼きビーフンだったのだ。
インド系の人も多く国民であるシンガポールらしいカレーとビーフンのハイブリッドメニューだった。
とてもおいしくて、すっかりこれが気に入って、シンガポールの駐在員事務所に寄って高橋所長と二人ともに
チエーンで煙草を吸いながら話をした後、ここに寄ることがたびたびだった。
国内営業部門に変わった後はシンガポールビーフンには縁がなくなったが、神戸に住むようになったら
家でも「ケンミンのビーフン」(click)を使って焼きビーフンが登場するようになった。
あいかたに星洲炒米粉が旨かった話をしてカレー味の焼きビーフンを作ってもらった。私のイメージの一皿が完成した。
いまや我が家のテッパンメニューとしてもう30年来定着している。
時々通う錦糸町の台湾料理店「劉の店」の焼きビーフンは台湾人のシェフが作るので本場の旨さだが、
シンガポールビーフンと言っても作ったことはないと言う。
確かに中国でも南方の一般庶民の食材である「米粉料理」は日本の中華料理店でもメニューにはなかなかないし、
台湾もシンガポールも福建省系の人たちが多いが、食べものは土地土地の特色が現れるようだ。
かくして日本では家以外で旨い「シンガポールビーフン/星洲炒米粉」を食べるのはなかなか難しい(笑)。