阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

「2011.12.07 初冬の小景」   [八ヶ岳山麓の四季  by“小口隆三”]から 

2011年12月09日 | ゲストルーム
長野県富士見町に住む“小口隆三”さんの写真です。

「晩秋から初冬へ移り変わる時期です。初冬の小景を探して八ヶ岳山麓に広がる原村(はらむら・長野県諏訪郡)の中を回りました。
先ず目に飛び込んでくるのは眼前に聳え立つ阿弥陀岳(2805m)と横岳(2835m)です。(写真(1))。原村から眺める阿弥陀岳(写真中央)はどっしりと構えて迫力があり立派です。
それもその筈、地図で調べると阿弥陀岳山頂は原村の村域内にあるのです。
横岳は名前の通り横に長い山、「大同心」「小同心」など険しい岩峰がいくつかあることでも知られています。(写真左側)。
阿弥陀岳山頂の右後ろにちょっと頭を覗(のぞ)かせているのは八ヶ岳連峰・最高峰の赤岳(2899m)の山頂です。阿弥陀岳の背後に隠れてしまっていて、その雄姿を見ることができないのは残念です。
山々の上部の岩陰には雪が見えます。この時期平地(1000m前後)に雨が降るとき、3千m近い山の上部では雪。雪は消えたり積もったりを繰り返しています。」
 素晴らしい写真の数々と全文はこちら
阿智胡地亭は小学校上級生の頃ほぼ毎年、夏休みにこの写真の撮影地である原村の隣の玉川村(現在は茅野市玉川)に行っていました。この写真を見て八ヶ岳を眺めて過ごした夏の日々が瞬間的に蘇えりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カニバサボテンが咲いた

2011年12月09日 | 花・草・木・生き物
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2011-12-07神戸ルミナリエの動画

2011年12月09日 | 神戸あちこち
2011-12-07神戸ルミナリエ.wmv

ルミナリエ会場に宮城県の「石巻水産ー木の屋」が出店していたのでささやかな応援をしました。
鯨カレーと長須鯨の大和煮それぞれ2個。一個@600円でいいと思いましたが
共に2個で千円に釣られました。鯨は好物なので楽しみです。


東北まぐ」から引用;

被災した水産業者が次々と廃業を決める中、老舗缶詰メーカーが果敢にも会社の再建にのり出した。
かろうじて柱と壁の一部が残された倉庫で、残骸に埋もれた商品を掘り起こし、事業復活に希望をつなぐ人々がいる。
ふたたび人の行き交う街を目指して、復興へあゆみ始めた被災地。
木の屋石巻水産の挑戦を通して、その長いみちのりを追いかけてみる。

泥のなかに80万缶の缶詰が埋まっている

ハエ取り紙はすぐに真っ黒になる

「埋まっている缶詰を買い取りたい。」東京の飲食店の申し出がきっかけとなり、缶詰の掘り起こしが始まった
木の屋石巻水産。予想以上の注文が継続的に入るようになり、4月の初旬からは動ける社員が総出で作業に当たった。
小さなスコップでヘドロを慎重にかき分け、缶詰を一つ一つ掘り起こす。粘りつく重油まみれの泥を洗い流し、
ブラシで磨き上げ箱に詰めていく。土曜日や祝日にも休みなく、カシャカシャと缶を洗う音が周囲に響いていた。
水道も電気も止まったままの石巻漁港一帯で、ここだけが人の気配に満ちていた。
「このハエ何とかなりませんかね。」缶洗いのボランティアにやって来た大学生が、顔のまわりを飛び回る
ハエを追い払おうと躍起になっている。椅子に座ると、あっという間に手の甲に大粒のハエが数匹とまった。
年配の社員が「津波でやられた水産工場の倉庫から魚が流れ出て、あちこちで腐ってるんだよ」と教えてくれる。
たえ難い腐臭と大量発生したハエのおかげで、弁当を食べるのも一苦労だ。
長靴姿の若い女性社員に「電気もつかない場所で、毎日大変だね」と尋ねると「会社が動き始めて、目の前に仕事がある。
本当にしあわせですよ」と明るい声がかえってきた。家や車を流され、避難所に身を寄せる被災者の多くは、
職場を失い収入の見通しも立たず不安な毎日を過ごしている。缶詰が眠る泥と瓦礫の山。ここは、木の屋の社員にとって希望の光なのだ。
6月中旬、木村副社長に復興の進捗を尋ねると、こんな答えがかえってきた。「
"復興"と言う前に、まずこの街に人が残らなくては何も始まらない。今は毎月給料を払って社員40人の生活を立て直す事が先決。
本来の復興とは、これから始まるんですよ」


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする