阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

ヨットの堀江謙一さんのNHKと読売や朝日の最初の報道は「国法破りのけしからん密出国青年」だった。

2022年06月07日 | SNS・既存メディアからの引用記事

2022年6月6日付東京新聞朝刊

 堀江さんは1962年5月12日小型ヨット『MERMAID』全長5.83m、水線長5.03m、幅2.00mで兵庫県西宮港を出港、

8月12日に単独無寄港で太平洋を横断して、アメリカのサンフランシスコに入港した。

 最初この報道をテレビ新聞で知った時は、その「怪しからん青年が法律やぶりをしてアメリカにヨットで密入国したという報道」のまま、堀江さんを怪しからん奴と素直に思った。

どのテレビ局もどの新聞もラジオも同じように外務省のご意見を伺い、そのご意見のまま 密出国だと堀江さんを批判し、非国民扱いの報道だったからだ。

 その時点では阿智胡地亭は日本に「記者クラブ」というのがあって大手報道業界が横ならびの談合のような報道をするシステムで運営されているなんて全く知らなかった。

ところが「サンフランシスコ市長 ジョージ・クリストファーが「コロンブスもパスポートは省略した」と、尊敬の念をもって名誉市民として受け入れ、

1か月間のアメリカ滞在を認めるというニュースが日本国内に報じられたところ、日本国内のマスコミ及び国民の論調も手のひらを返すように、

堀江の“偉業”を称えるものに変化した。その後、帰国した堀江は密出国について当局の事情聴取を受けたが、結果、起訴猶予となった」Wikipediaから部分引用。

  この堀江さんに関する急激な報道の一晩での一斉の180度の転換には本当に驚いた。全く同時にNHKも読売も朝日も同じように手のひら返しをした。

日本のNHKや読売や朝日という新聞やテレビの業界は自分たちの報道基準を、アメリカさんに決めてもらい、アメリカさんが評価したら

 即そちらになびくんかいと目からウロコの体験だった。

 全ての報道が全て同じ論調だったのが 今にして思えば業界の同調つまり談合を伺わせる。異論は許さんと!!

日本の大手メディアは大本営発表を垂れ流すことが商売の元だった歴史は 守もられて今も続き、「記者クラブ」という高い参入障壁で新規業者を入れず

おいしいショーバイを続けている。

 しかし この状態に気が付き NHKのニュースを見ても「鬼畜米英の軍隊は軟弱なり・・」と毎日大本営発表をしていた時代と同じだなと見たり、

大手新聞テレビは「記者クラブ」に守られた 「お気楽稼業」と見る人も以前よりは出てきているようだ。

 新聞の中にも署名記事を載せて 独自記事をだす会社も少しづつ増えてきている。また玉石混交のネットサイトの情報からは日本のサイトだけでなく

海外のBBCやNYTもいつでもどこでもアクセス出来る時代になったのがありがたい。

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倍賞千恵子主演映画『PLAN 75』予告編【2022年6月17日公開】

2022年06月07日 | 音楽・絵画・映画・文芸

2022/5/30 09:00 毎日新聞

フランス人を魅了した倍賞千恵子の「凛とした美しさ」 映画『PLAN 75』起用理由

倍賞千恵子主演映画『PLAN 75』予告編【2022年6月17日公開】

 

「第75回カンヌ国際映画祭」でカメラドール(新人監督賞)に準じるスペシャルメンション(特別表彰)を受けた早川千絵監督(45)の長編デビュー作『PLAN75』(6月17日公開)。75歳以上の高齢者に死を選ぶ権利を認め、支援する制度、通称<プラン75>が施行された近い将来の日本を舞台に、その制度に翻ろうされる人々を描いた物語。主人公・角谷(かくたに)ミチを演じたのは、映画『男はつらいよ』シリーズの渥美清演じる主人公・車寅次郎の妹・さくら役で知られる倍賞千恵子(80)だ。

【動画】映画『PLAN 75』予告編

 倍賞は1961年に映画デビュー、俳優としてのキャリアは60年を超え、80歳を迎えた今も精力的に活動中。これまで数多くの作品でその存在感を遺憾なく発揮してきた。特に、寅さんの妹・さくら役は、気立てがよく、困っている人を見かけると、すぐに手を差し伸べる優しさと愛情深さを備えたまさにハマり役だった。

 市井の人を演じたら右に出る者なしの倍賞は今回、勤勉に慎ましく生きてきたが、失職をきっかけに社会での居場所さえも失いかけ、<プラン75>の申請を検討し始めるという役どころを繊細に表現。それでもなお、自分で立っていたいと自身を追い込んでいく姿は、公に助けを求めにくい現代社会を投影しているかのようだ。

 早川監督は、倍賞の起用理由を「観た人がかわいそうだと思うような主人公ではなく、観た人が自然と好きになり、感情移入してしまうような主人公にしたかった。そのためにも、凛とした美しさや人間としての魅力を備えた方に演じてもらいたかったんです。それで真っ先に倍賞さんを思い浮かべました」と、語っている。

 オファーを受けた倍賞も脚本を読み、「最初は“酷い話”だと思ったのですが、物語の終盤でミチがある選択をする姿が描かれており、そこにものすごく心打たれ、ひかれて…それだけで出演を即決しました」と、コメント。

 倍賞が主人公ミチを演じていなかったら、カンヌの観客の反応も違ったものになっていたかもしれない。早川監督は「お芝居は、手の先から足の先までで完璧でした。フランスの編集スタッフやサウンドエンジニアも、“なんてエレガントなんだ”と。まさに誰もがミチを好きになっていました。同時に人間的にも素晴らしい方です。倍賞さんはスタッフの名前を、アシスタントの名前まで全部覚えていらっしゃるんですよ。人間としても倍賞さんから多くを学ばせてもらいました」と、リスペクトを込めて撮影を振り返っている。

 そんな倍賞の魅力を良く知る一人でもある、スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫氏のメッセージも公開された。

 「倍賞千恵子さん、ご無沙汰しています。お元気そうですね。映画を見てそう思いました。倍賞さんというと、『寅さん』の妹のさくらさん。でも、ジブリにとっては、『ハウルの動く城』のソフィーです。75歳を超えると、死を選択できる。この配役は、倍賞さんを置いて、他に考えられない。最後まで、倍賞さんの一挙手一投足を見守りました。この映画のヒットを願っています。」

 

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6月06日に目に留まったSNS・メディアの記事

2022年06月07日 | SNS・既存メディアからの引用記事

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