阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

いよいよ伸びてきた「ムラサキ山芋」のツルと葉   間もなく去年と同じように 葉のカーテンが出来る

2022年06月27日 | 花・草・木・生き物

2021年8月3日時点の葉のカーテン

 

 

 

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沖縄のお墓と共同井戸。          14年前の今日 2008年6月27日「Shot日乗」掲載

2022年06月27日 | 「過去の非日乗&Shot日乗」リターンズ

安本久美子さんの初めての沖縄旅行のアルバム集からその一部 ⇒

1)破風墓=家の形をした墓  このお墓は最近のお墓の形式だそうです。
2)亀甲墓=母の胎内(子宮)を模った墓

 この写真のガードレールでもお解りの様にお墓のすぐ傍を道路が走っています。運転手さんの話ではこの墓は、道路のこちら側まであったそうですが、

アメリカ軍が有無を言わさず軍事用道路をつけたそうです。自分の家を壊されるのは我慢できても、祖先の墓を壊された恨みは消えるものではないようでした。
亡くなった当初、死者は亀甲墓の周りに土葬され、7年ほどしてから掘り起こされ、子孫の手で小さな骨まで洗い清め(最後は泡盛で清め)棺に生前の姿通り納めて、

墓の真ん中の扉の中に収められているそうです。小さな戸口ですが、中は大の大人が立って歩けるほどだそうです。
土葬した骨を洗う時は、懐かしさで怖さなどないそうです。
3)イリヌカー



:石文より
 イリヌカーの築造年代は詳らかではない。このカー(井泉)は大城集落の主に西側の住民が飲料水として利用していた。

大正11年(1992年)にカーの上にコンクリートでゴミを除け用の屋根が取りつけられた。このカーは水量が豊富だったので、

昭和10年(1935年)頃このカーを水源として集落内に簡易水道が布設されたが水の流れはあまりよくなかった。

戦前は旧元旦の早朝主に集落西側の子どもたちがワカミジ(若水)として汲んできて、それをニヌカン(火の神)や仏壇等に供えて新しい年の家運隆晶と家族の健康を祈願した。

戦前は旧正月2日、現在は正月3日に字の役員・有志が水の恵みに感謝してハチウビー(初御水)の祈願をしている。
 所在地:沖縄県中頭郡北中城村大城
沖縄県のお墓の詳細についてはこちら


 ♪“小料理 小桜”で泡盛を少々楽しんだ安本さんは翌日、ご主人と観光タクシーで初めての沖縄を大いに楽しんだそうです。

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小説のモデル 水島上等兵と梶上等兵

2022年06月27日 | 音楽・絵画・映画・文芸
2008年12月21日「阿智胡地亭の非日乗」掲載

   新聞の死亡欄は、見るともなしに結局毎日見ている。

中村一雄さんという92歳のお坊さんが17日に亡くなった。

毎日新聞の記事(web版)によると、

 『竹山道雄の小説「ビルマの竪琴」の主人公、水島上等兵のモデルといわれる群馬県昭和村、僧侶、中村一雄(なかむら・かずお)さんが17日、老衰のため死去した。

92歳。葬儀は26日午前9時半、同村、川額1171の自宅、雲昌寺。喪主は長男で同寺住職、真一(しんいち)さん。 


 群馬県生まれ。福井県の永平寺で修行中に召集され、東南アジアを転戦しインパール作戦に参加、終戦をミャンマー(ビルマ)で迎えた。

捕虜となり収容所生活を送りながらコーラス部隊の一員として捕虜となった日本兵を励まし、死者の供養を行ってきた。

竹山の教え子が同じ部隊いた縁で、小説のモデルになったといわれている。

 復員後、47年から同寺の住職となり、自らの体験を若い人に伝えたいと児童書「ビルマの耳飾り」を出版した。

98年には「恩返しに」と、戦時中駐留していたキンウー市に小学校建設のため私財を寄付したのをはじめ、しばしばミャンマーを訪れ慰霊を続けてきた。』

 こちらは死亡記事ではないが、日経の今月の「私の履歴書ー小宮隆太郎」の中に、五味川純平の長編小説「人間の条件」の主人公、梶上等兵のモデルは

経済学者の隅谷三喜男と書かれている。

調べると五味川純平と隅谷三喜男は戦前、満州の昭和製鋼所に同じ頃勤務していた。

いずれの小説も何度も映画化、テレビドラマ化された。

一人の人間の生き方が小説家を動かし、一つの物語を作る。

知ったからといって「それが何か」と言われるかも知れないが、あの二つの小説には、実際にモデルとなる生身の人物がいたのだと知るだけで、

ちょっとしんとした気分になった。

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6月26日に目に留まったSNS・メディアの記事

2022年06月27日 | SNS・既存メディアからの引用記事

いずれも画像クリックで記事全文に飛びます。

 

 

 

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