阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

芥川賞の高瀬隼子『おいしいごはんが食べられますように』を読んだ

2022年09月27日 | 乱読は楽しい

芥川賞も直木賞も もともとは文芸春秋社の雑誌の販売促進ツールの一面があり、それに乗りたくないので 若い時から 発表される号を買ったり 出版される単行本を買うことはなかった。

 しかし直近の芥川賞になった高瀬隼子さんの『おいしいごはんが食べられますように』の新聞記事で 作者の高瀬さんが愛媛県新居浜市の出身と知って俄然興味が湧いた。

 自分が社会人になって会社勤めをスタートし、2年半を過ごした あの新居浜から芥川賞作家が出たのかと。

高瀬姓の人で知っている人がいるので、高瀬隼子さんはその人の係累かと知り合いの田中昭さんに問い合わせたら聞いてないとのことだった。

 図書館のこの本の単行本の予約状況をwebで確認したら300人以上の待ちだった。止む無く 次に掲載された雑誌の予約状況を見たら数十人だったので

こちらから予約を入れて割合はやく順番が来て読むことが出来た。

   初出の雑誌「群像 2022年一月号」と講談社発行の単行本(webから引用)

    

読んでみたら ものを食べる日常という観点から まさに今オフィスで働く 生の日本人を目の前に取り出し 

ほぼ三人の主人公にそれぞれ感情移入させ ぐんぐん引き込む面白い読み物だった。自分が生きている今の日本の娑婆と人間の心のひだの奥までえぐり取って なるほどねと・・・。

 この作家は全く知らなかったが 心理表現にたけた手練れのプロだ。

読み終わってしばらくして もしかして夏目漱石の「吾輩は猫である」が世に出て迎えられた時と同じじゃね?と思った。

 

高瀬隼子『おいしいごはんが食べられますように』書評

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阪急西宮北口の『デリーキッチン』に行きました。             10年前の今日 2012年9月27日の本ブログに掲載

2022年09月27日 | 「過去の非日乗&Shot日乗」リターンズ

11ヶ月ぶりに電車に乗る相方をエスコートして阪急西宮北口に行きました。ここのところの歩きぶりから、電車の不意の揺れにも対応できるだろうと
いう事になりゆっくり駅に向かいました。「デリーキッチン」に行けるようになりたいと、彼女はリハビリを頑張ってきたのです。

阪急宝塚線のホーム


駅前広場には関空か伊丹空港行のバスがいました、

昨年の1月9日以来の店につくと、女主人が覚えていてくれました。やはり嬉しいものです。
店の中はテーブルや椅子が一新されていて綺麗になっていました。
 平日の夜ですが店は若い女性二人連れですぐに満席になりました。おそらく口コミでこの店の旨さが知られているのでしょう。
店を出るときまで14,5人の客の中で男性は私一人でしたが、土曜・日曜以外ではまだサラリーマンが來る時間ではありませんでした。


メニューも以前とは変わっていました。3種類あるセットからではなくアラカルトでオーダーしました。
ピリ辛野菜サラダ(500円)は固蒸しジャガイモと野菜のサラダで、かなりの辛さが食欲を湧かせる。

タンドリプレート(1600円)はボリュームがたっぷりで、味はもうなんともいえない旨さです。

この二つ(緑色はミントチャツネ、赤い色は赤トウガラシのアチャール)を置いていないインド料理店は日本化しているインド料理店です。
 二つはタンドリなどの薬味のようなもので、これがないとワサビのない刺身と同じことになります。
ただ手を出さないお客が多いと、引っ込めてしまうようですが・・。この店の二つはいつもフレッシュでおいしいです。

カレーは豆とオクラの本日の野菜カレー(700円)とシーフードカレー(900円)をオーダー。
ナンはオニオンナン(500円)を頼んだがこれはこれだけでもいける旨さでした。

厨房のシェフさんたちも覚えていてくれて歓迎してくれました。ジントニック(400円/杯)を三杯も飲む客はそう多くはないせいでしょう。

ラッシーとジントニック
 

阪急西宮駅で。

私の中では東京、大阪、神戸エリアのインド料理店でこの『デリーキッチン』が一番おいしく思います。
 相方は家に戻るとすぐ横にはなりましたが、これから少しずつ電車にも乗れるメドがつきました。

デリーキッチンに行く回数も増えるでしょう。昨年1月9日のエントリーもどうぞ。

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券売機の横から駅員さんが上半身を出して応対 日本独自の地下鉄サービス  The Man in the Machine

2022年09月27日 | びっくり画像・映像

DEPARTURES | S1 E6 | JAPAN | The Man in the Machine

本独自の文化やサービスは、外国人にインパクトを与えることが少なくありません。

券売機の横から駅員さんが上半身を出して応対する光景も、そのうちの1つ。

海外掲示板で大いに盛り上がっていました。引用元。

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9月26日に目に留まったSNS・メディアの記事

2022年09月27日 | SNS・既存メディアからの引用記事

いずれも画像をクリックすると本文のサイトに飛びます。

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