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阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

月下美人の四つの花芽が順調に膨らんでいる

2022年09月21日 | 花・草・木・生き物

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日本のインタビューアーはテレビ画面にほとんど顔を見せない  相手との真剣なやりとりはしない出来ない

2022年09月21日 | 「過去の非日乗&Shot日乗」リターンズ
2009年11月13日(金)「阿智胡地亭の非日乗」掲載
 

ンタビューというのは本来は実に面白いものだと思う。

インタビューアーの知見・見識に基づいた質問が受け手に投じられ、それを受けた相手が、またボールを投げ返す。そこに緊張感が流れ、ドキドキ・はらはらを感じていく。

 北京オリンピックの時、競技を終わった、例えば水泳の北島選手のインタビューは、彼の「何も言えねえ」という言葉で有名になった。

彼のこの時のインタビューもそうだったが、それ以前からインタビュー場面の画面に映るのは、選手の姿と顔だけで、インタビューをする側の人物は画面に一切写らず、

マイクとそれを持つ手だけしか見えなくなった。

 どんなインタビューでも最初の質問は決まりきって「今の率直なお気持ちを聞かせてください」だ。

   もうカビが生えたこのセリフはやめてほしい。

 事前の何の準備もなく、競技の途中経過も見ずに、顔を画面にさらさないで定食メニューのような質問をするインタビューアー。

それは昨日今日入社した新入社員でもできるような型にはまったお仕着せのインタビューだ。

10年ほど前はこんなことはなかった。インタビューする側もその競技を熟知して、専門的な質問を投げる間に、時に相手を称え、

時に相手が触れられたくない質問を切り込んで、丁々発止のやりとりもあった。あれはあれで一つのドラマだった。

 海外のスポーツを衛星放送で時々見るが、例えばゴルフのインタビューでは必ず画面の左にプレィヤー、右にインタビューアーが同等に映って話が進んでいく。

そして画面にはいい緊張感が流れていく。時に選手のムッとした顔も映る。

日本のスポーツ実況の最後の締めが、甘い砂糖菓子のようになってしまったのは、業界とマスコミの馴れ合いがどの世界にも蔓延してきた日本の今の体質を表しているような気がする。

顔を出さないのはおそらくプロとしての鍛錬がなく、自信も誇りもないのだろう。

 かっての 志村正順アナや越智正典アナの時代とまで言わなくても、日本のインタビューアーにも経験を積んだ見識を持っている人たちが多くいた。

彼らは相手に敬意を払いながら、相手の人間性を引き出し、深みのあるインタビューをしていた。

 日本のテレビ局さん、おのれの顔を隠さず、逃げずに、せめてテレビに自分の全身をさらし、その世界で10年は飯を喰ってきた社員にインタビューをさせたらどうですか。

それが一流のアスリート、プレイヤー、役者、芸人に対して払うべき当然のリスペクトだとも思うが。

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