阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

東日本大震災が起こった翌年の [ 2012年05月21日(月)の阿智胡地亭の非日乗ブログ ] 再掲載。

2024年06月21日 | 東日本大震災ブログ
2012年05月21日(月)
 
橋下さんの言動が神戸市営バスの運転手にも影響している
 

神戸市営バスの運転手がハンヅフリーマイクを身につけるようになってもう長い。

しかしこれを使う運転手は少数で、使う人でも行先を告げ「発車します」というくらいで殆ど活用されていなかった。

先日から驚くような事態がバスの中で生じている。

かなりの数の運転手が「発車します、揺れます、掴まってください、信号で止まります」etc、etcを言うようになってきたのだ。

しかも人間声を出すと活性化するのか、運転手さん自身明るい感じがしてなかなかいい。ある日あまりにも案内放送が的確で、運転も安全な人がいたので、

おりがけに「いい運転やったよ、ありがとう」と声をかけたら、はじけるような笑顔で「ありがとうございます」と声が返ってきた。

 なぜこのような変化があったのか直接聞いていないので推測だが橋下大阪市政下の大阪市交通局の扱いの、大影響を受けていることは間違いない。

大阪市交通局職員の給与・労働条件のこの世の天国ぶりを橋下市政は数字で公にして、民間企業並みに持って行こうとしている。

神戸市の交通局がこの影響を受けないはずがない。組合幹部も職員も危機感を持ち始めたはずだ。

 先日は長年市当局も見逃してきた、市バス営業所内の無届喫茶店が神戸新聞の記事に取り上げられた。

これなんかも橋下さんが世にでなければ、市当局も組合幹部もメディアも見て見ぬふりをして通ってきたに違いない。

 一人の人間の言動が世の中を変える引き金になる、という体験と実感をバスの中で持つのはまことに面白いことだ。

神戸市民の一人として、神戸市営バスのサービスレベルを上げてくれた橋下さんに、感謝の念で一杯だ。

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両国の蕎麦屋「文殊」で一緒になったことがある旭天鵬が優勝した
 

2007年9月30日に掲載した記事のリピートです。 

記事後半にあるように、両国駅近くにある小さいけど旨い立喰い蕎麦「文殊」に、旭天鵬と一緒に並んでから入ったことがあります。

狭い店内で50センチの距離で食べて、我々が先に出るときに彼があの大きな体をずらして通してくれました。

それ以来、「あいかた」は旭天鵬の熱烈なファンになり、昨日の彼の初優勝で大喜びでした。

別の時に、築地の場外市場の寿司屋では、貴乃花と一緒になったこともあり、お相撲さんとの出会いは記憶に残ります。

「両国界隈は静かだった」

マスコミが大騒ぎをして、まもなく文部科学省が慌てて日本相撲協会の理事長を呼び出すというようなことになるとは全く知らず、

大内山や大起、名寄岩の頃からの相撲ファンが、たまたまこの9月25日に両国を散歩しました。

こんど初めて知ったのですが、日本相撲協会は1925年に当時の文部省に認可された「財団法人」だったのですね。てっきり民間の興行会社かと思っていました。

独占興行ながら財団法人ということで法人税も優遇され、相撲記者クラブというお仲間をつくりマスコミも囲い込む

昭和天皇も相撲の大フアンで国技館に足を運ばれるということもあり、何となく聖域化されてきた。監督官庁の文部科学省の担当上級官僚は、

どこからか廻ってくる桟敷席券で毎場所観戦していたと言うような、下司の勘繰りは当たっていないと思いたい。

「うーん、ここまで長年関係先に手厚く手当てしてきたのに、なんでこんなに叩かれないといけないんだ!時津風の野郎、下手打ちやがって・・」。

これは協会幹部の思いでしょうが、まっとうに相撲世界で生きている相撲協会メンバーの80%の皆さん、相撲が好きでもない新聞やテレビや

文部科学省の官僚や協会の寄生虫に負けずに頑張ってください。

阿智胡地亭は小学生時代、休み時間になると決まって校庭に飛び出して円を描いて、伊藤尚輝君と須藤守弥君と相撲を取っていました。

得意技は上手捻りでした。相撲は面白い。

もう相撲は日本だけの存在ではなく、世界の宝です。亡くなった斎藤さんの菩提を弔い、2度と起さないと覚悟して、まっとうな組織に生まれ変わって、また楽しませて欲しいです。

それにしても、マスコミの談合話の同じことばかりで嫌になりますが、相撲協会の記者クラブの連中は間違いなく、今回のようなことがあることを知っていた。

チャンコ鍋によばれて同席させてもらい、仲間に入らないと日常の取材もさせてもらえない。そうこうするうちに本音のことは書けなくなる。

今回の斎藤さんという若いサクリファイスによって、相撲協会にくっついてメシを食っている関連業界の親玉連中は多少目を覚ますのかどうか。

この文殊という立食い蕎麦屋で、たまたま旭天鵬関と50センチの距離で冷やしオロシ蕎麦を食べました。関取はでかいけれど「キレイ」でした。当たり前ですが、

付き人の連中とは器が違っていました。一緒にいたモンゴルの女の子二人が、日本語のメニューを見て間違いなく注文していたのには驚きました。

女の子が時々関取にモンゴル語で話さなければモンゴル人とわかりませんでした。

そして店はフツーに静かにお客さんたちがおいしい蕎麦を食べていました。

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南相馬市の除染の現状 NHK ETV特集番組から
 
20120520 除染と避難のはざまで ~父親たちの250日~
NHK  ETV特集より。

福島県南相馬市の石神第一小学校。原発事故がなければ今年は30人が入学するはずだった。
それが実際に入学したのはわずか8人。多くの親が、事故から一年以上たったいまも子供たちを連れて市外に避難したまま帰らない。

放射線障害防止法では、一般人の被ばく限度を年間1ミリシーベルト以内と定めている。

単純計算すれば、1時間当たり0.114マイクロシーベルトである。
ところが、福島第一原発の事故の結果、南相馬市では毎時1~2マイクロシーベルト程度の放射線が日常的に計測されるようになってしまった。

特に成長期にある子どもたちは放射線によってDNAが傷つけられる可能性が高く、将来の発癌につながりかねないとして不安視する声が強い。

3.11以前には人口7万を数えた南相馬市だが、いまなお2万人以上が避難生活を送っているのが現実だ。

毎週、南相馬市に通って除染の指導を行っている東京大学アイソトープ総合センター所長の児玉龍彦教授は、住民が安心して暮らすためには、放射性物質が付着した木を切り、屋根や庭の土をすべて取り替えるしかないという。

必要な経費は民家一戸あたり560万円と試算する。
しかし、政府が用意した除染費用は、一戸70万円に過ぎなかった。

さらに、除染に伴い発生する放射性廃棄物の保管場所が周辺住民の反対で決まらないため、当初は4月開始の予定だった南相馬市の除染計画はいまだ実施のめどが立たないままだ。

深刻な放射能汚染といつまでたっても始まらない除染。
石神第一小学校に子どもを通わせている親たちのあいだに動揺が広がり始めた…。

生活環境を放射能によって汚染された人たちの苦悩と、なんとか福島を再生する手だてを探ろうと試行錯誤を繰り返す児玉教授の奮闘を描く、南相馬250日の記録。

動画は↓
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南相馬市の除染 特集番組動画
 
 
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橋下市長の牽制球に幻惑される政府当局
 
橋下市長“政府は再稼働再考を”
5月21日 21時48分 NHKニュース

大阪市の橋下市長が、福井県にある関西電力大飯原子力発電所の運転再開を巡り、この夏だけに限った臨時的な運転再開の可能性を指摘したのに対し、藤村官房長官が政府としては念頭にないという認識を示したことについて、橋下市長は21日夜、記者団に対し、「再稼動ではなく、臨時的な運転再開のほうが論理的にはすっきりしている。政府にはもう一度再考していただきたい」と述べました。

この中で橋下市長は「原子力規制庁を作り、安全基準を早く作るんだと政府は言うが、それなら大飯原発はなぜその基準で考えないのか。論理矛盾も甚だしい。大飯原発は新しい基準に照らし合わせていない不十分な状態だから、再稼動ではなく、臨時的な運転再開のほうが論理的にはすっきりしている。政府にはもう一度再考していただきたい」と述べました。
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