やはり原発は新設すべきでない
危険な使用済み燃料をこれ以上増やしてはならない 一部引用・・ そうなのだ。キュリー夫妻、ベクレル教授の大発見以来110年以上、世界中の最も優秀な科学者たちが 有害な放射能をコントロールする術を発見しようと懸命に努力してきたが、その努力は実っていないのだ。
しかも原子炉を動かせば否応なしに、放射能の塊である使用済み燃料が出てくる。おまけにウラン235を原子炉で燃やせば、 副産物として危険極まりないプルトニウムが自動的に生成される。
このプルトニウムの毒性は何万年かかっても消えないというのだ。 原発を建設することは「トイレのないマンション」をつくるようなものだ、という例話は多くの人が知っている。 トイレがないのに使用済み燃料という有害な排泄物を地球上に排出し続けているのが原発である。
使用済み燃料を再処理して高速増殖炉の燃料に利用すれば、無限のエネルギーが利用できるというのが「夢の増殖炉」という話である。 これは理論的には正しいとされているが、実現は極めて困難だ。
現に福井県には1994年に高速増殖炉「もんじゅ」が建設されたが、冷却材につかうナトリウム漏れの事故が重なるなど、18年経ってもまだ実現できないでいる。 原子炉先進国のフランスでも「フェニックス」という高速増殖炉計画が進められていたが、結局ものにならないという結論が出て、計画はオシャカになった。 使用済み燃料を再処理するため2001年に竣工した青森県六ヶ所村の再処理工場は、2兆円余の膨大な予算を食ったにもかかわらず、未だに稼働出来ない状態が続いている。 仮に再処理が行われたとしても、そのプルトニウムを使う高速増殖炉はおろかプルトニウムをそのまま原発燃料に利用するプルサーマル計画も、 大飯原発を除いて原発48基がストップしている現状では意味がない。六ヶ所村と各地の原発サイトには、キャスクという特殊容器に入れられた膨大な使用済み燃料がたまったままだ。
使用済み燃料を再処理できなければ「直接処理」と称して、地中深くに埋めるしかない。そこで日本政府はこれまで最も過疎のいくつかの地域に、 莫大な交付金を与えることを交換条件に直接処理の候補地を探してきたが、どこからも断られたままである。
あの広大なアメリカでもその候補地が見つからないのだ。どういう訳か日本の新聞ではあまり大きく扱われなかったが、 米原子力規制委員会(NRC)は8月6日、使用済み核燃料の最終処分の対応策ができるまで、新規原発の建設認可手続きをストップすると発表した。
これは米政府がネバダ州ユッカマウンテンに恒久的な最終処分場を設ける計画を、地元の反対で断念したことが直接の理由である。 全文はこちら
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■ 批評家投票による世界映画のベスト50(10位まで表す、出所は同上)
順位 映画名
1.めまい
2.市民ケーン
3.東京物語
4.ゲームの規則(仏) 1939 J・ルノアール
5.サンライズ(米) 1927 F・W・ムルナウ
6.2001年宇宙の旅(米)
7.捜索者(米) 1956 J・フォード
8.映画カメラを持つ男(ソ連)1929 D・ヴェルトフ
9.裁かるゝジャンヌ(仏) 1927 C・T・ドライヤー
10.81/2
《監督投票で日本映画が初めて第1位に》
今年のハイライトは、小津安二郎の「東京物語」が、監督投票ベストテンのトップに、批評家投票でも第3位に入ったことである。日本映画の第1位は、この調査70年の歴史上で初めてである。
「家族の絆が静かに崩壊する。それを諦観とともに比類ない映像で描く」。評者の小津作品観を要約するとこうなる。日本的といわれる小津の普遍性が評価されているのである。「東京物語」に一票を投じた監督には、ウディ・アレン、クエンティン・タランティーノ、マーティン・スコセッシ、フランシス・フォード・コッポラらの名前がみえる。
全文はこちら
毎日新聞 8月25日(土)2時32分配信 昨年12月8日、原発依存度について「最後はコントロールできる」と自ら原発維持の方向で取りまとめる方針を明らかにしていたことが分かった。 「あいさつしただけ」とし監督責任にとどまるとの見解を示していた。議事メモによると、策定会議や核燃サイクル政策を議論する有識者会議(小委員会)の議題も指示しており、 秘密会議を主導していた実態が判明した。 「円滑に議論は進まないかもしれないが、いざとなれば(原子力)委員会が引き取る。(議論がまとまらず、依存度ゼロかどうか)両論併記としても最後の打ち出し方は コントロールできる」としていた。 「最後の打ち出し」は新大綱を指し、原発維持で結論づける姿勢を示した。 「(高速増殖原型炉)もんじゅについて(次の)小委員会で検討したらどうか」などと指示していた。 、同会議は5月29日を最後に開かれていない。原子力委はメンバー入れ替え後の再開を予定しているが人選が進んでおらず、 新大綱作りはストップしたまま。近藤委員長は24日、取材に対し「(議事メモの発言は)自分にとってはあいさつの世界。委員長としての決意を語っただけ。 (新大綱は)最後は私の責任でやる」と話した。【核燃サイクル取材班】 調査することは慣行としてかやらないことになっている。それが業界の仁義になっている。 他社も本件を自社の宅配読者のためにもっと扱う必要がある。 近藤駿介・原子力委員長ら計27人に対する国家公務員法(守秘義務)違反容疑などでの告発を受理した。告発状を出した弁護士らが明らかにした。 核燃料サイクルに反対する小委メンバーの意見書や、小委で配る予定の文書を漏らした疑いがあるというもの。 |
民主 原発の在り方巡り初会合 将来の発電量に占める原発の比率などを巡って、議論を始めました。 来月上旬の結論の取りまとめを目指す考えを示しました。 「0%」、「15%程度」、「20%から25%程度」の3つの選択肢を示して議論を進めていることなどを説明しました。 具体的な時期を明記するかなどについて、意見を取りまとめることを確認しました。 これに慎重な意見もあり、調整は難航することも予想されます。 |
~大前研一ニュースの視点~ 現行犯逮捕しました。 どうして上陸することができたのか?海上保安庁は防ぐことが出来なかったのか?という点は、ニュースを見ているだけでは釈然としません。
民主党の議員さえも知らされていなかったという点にあります。その密約の内容は以下の様なものだと言われています。 ・しかし一方で、中国も国内法では領土権を主張する まさにこのタイトルに問題の本質が凝縮されていると思います。 米国にとって日米安保条約の防衛義務を果たすために沖縄県宜野湾市の普天間飛行場にオスプレイを配備することは「死活的に重要だ」と訴えました。 「軍政」に関することは米軍の意向に従うのが約束だからです。 それらを知った上で外交に臨まなければ絶対に上手くいかないのです。」と言っている。 という見方が必要なのかと今回はじめて感じた。 |
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