2022/09/14 住民とともに長持ちの練習に励む県福祉大学校の浜さん(手前右)と篠原さん(同左)
諏訪市の県福祉大学校の学生たちが、八剣(やつるぎ)神社(諏訪市)の御柱祭に合わせて披露される長持ちの練習に地元住民と励んでいる。
1998年に地元に住んでいた学生が参加したのをきっかけに交流が始まり、5回目。10月2日に同神社の正遷座(せいせんざ)祭で開くコンクールや、
同月下旬の同大学校文化祭で長持ちを披露する予定で、練習に熱を入れている。
学生たちが参加しているのは同市小和田の北小路区の長持ち。6月の終わりごろから週3日ほど練習を積んでいる。
12日夜は住民と学生計約20人が集合。長さ約7メートルの太いさおを肩に担ぎ、ぎしぎしと音を立ててしならせ、威勢のいいかけ声を響かせた。
今回、地元の北小路区長持(ながもち)会の呼びかけに応じた学生は10人ほど。出身地は長野市、松本市、伊那市、木祖村などさまざまで、
6年に1度行う御柱祭になじみのなかった学生も多い。菊地正輝さん(19)=保育学科1年=は「今年が御柱祭の年とは知らなかったが、雰囲気を味わってみたい」と参加を決めた。
この日、先頭で長持ちを担いだ浜ひかりさん(18)=同=は「地域の人が温かく受け入れてくれてうれしい」。
篠原豪希さん(18)=同=は「単純な動きに見えるが奥が深い。本番ではかっこよく披露したい」と意気込んだ。
同会委員長の山口賢臣(まさおみ)さん(35)は「右も左も分からない中、地域に飛び込んできてくれた気持ちがうれしい」と歓迎。
「学生生活の思い出となればいいし、また次の学生が参加してくれるように伝統をつなげたらいい」と期待していた。
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ある年の御柱祭のとき、諏訪市の 小和田 北小路区の長持ちを担いだ従兄の写真を神戸に送ってもらったことがある。
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