山形・蔵王の温泉探査は終了した。山形で温泉以外で心を開放したものがある。山形
市内の『喜三郎さくらんぼ園』山形温泉協会の方々が用意した研究外の楽しみ。子供
の様に気に入った木に取り付き摘んでは頬張る。さくらんぼ狩りを堪能。筆者はこの
甘い果実を『桜の精』と命名。山形は『桜の精』の里だ。 (2007.7.3蔵王研究大会:完)
今回の山形(蔵王)最後の温泉探査は『羽根沢温泉』。新庄市国道13・47分岐点より
約21Km、走りに走り迷いながら午後7時ごろ到着。宿の紅葉館ご主人(鮭川村村長)が
玄関でお出迎えしてくれた。温泉場の川岸辺りを見て気付く、此処は嘗て訪れている。
解説:大正8年、石油試掘作業中に湧出し、県内唯一の間欠泉で、肌がツルツルになる
事から、別名「美人湯」ともいわれている。現在は3軒の旅館が営業、山奥の簡
素な温泉街だ。宿の最上階にある浴場は、身体と心に残る夢の様なお湯殿だった。
【Data】含食塩ー重曹泉 47.2℃ PH8.2 ナトリウム1204㎎、塩素915㎎、炭酸水素1636㎎