お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

キリストの墓 (青森県 新郷村)

2007年08月06日 |  🍒南部 紀行物語.

新郷村には不思議な伝承がある。その中の一つがキリストの墓。信じるも信じないも
此処に墓があるのは事実だ。言い伝えは、いつか尾ひれが取れ純化し分りやすくなる。
其処にはいろいろな前提、例えば、があった筈。人の噂も然り時には大きな嘘、間違
いが伝わる。人間の愚しい一面でもある。幾多の人々が謂れの無い事で苦しんだ事か。

検証喜び、悲しみ、怒り、祈り、恐れ、憧れ、自然現象‥・それらが誇張、純化を繰
り返し伝えられるのは地域の特徴として問題ない。しかし虚偽、憎しみ、暴力、呪い、
謀略がまいの悪意の伝達・伝承は排除されるべきだ。人間の素朴で純心な思いのみ
許される。新郷村の奇異な伝承は人々の素朴な願い、想いが込められているのだろう。

コメント

野沢温泉共同浴場(新郷村)

2007年08月06日 |  ♨青森まあまあ湯

南部の名湯に浴す。鷲が傷を癒したと伝えられる新郷村の山間の温泉。ここには温泉施設
が2つ並んである。野沢温泉とその手前の新郷温泉館。地元の多くは奥の野沢温泉へ入る。
その理由は明解、源泉100%、昔からの地元湯だからだ。昔は、低い温度を沸かし入浴
していたが、故郷創生資金1億円でボーリングし今の適温になったという。浴室温度41.5
度は狭いながらも快適な湯心地であった。ここからは迷ケ平を抜けて十和田奥入瀬へ向う。

【Data】 単純温泉 43.6℃ pH8.82  源泉:温泉沢源泉

鑑定:源泉掛け流しという事で分類的には「青森推奨湯」になるのだが、この施設の責任で
   ないが筆者入浴時に湯船に不純物を確認した。この温泉に限らず、幼児や老人の下
   が緩むことが多々ある。これは公衆浴場管理者の隠れた悩みでこの施設に限らない
   のだが、遭遇した筆者にとっては印象度が悪いのは必然、次回迄「青森まあまあ湯」。

参照青森県の共同・公衆浴場(公共系)一覧

コメント