奥入瀬渓流と蔦川が合流する山中に有るのが蔦温泉。十和田湖を発掘紹介、奥入瀬渓流
に親しみ、蔦温泉で生涯を終えた大町桂月の宿。温泉は今も湯殿直下から湧き出る天下
の名湯。蔦温泉は温泉の良さを伝える日本温泉地域資産に認定(日本温泉地域学会認定)。
【Data】『芒硝泉』‥傷の湯、中風の湯 45.4℃(自然湧出)pH6.95 源泉:蔦温泉新湯
※蔦温泉・真響の湯のData
2007.7.30。一年でもっとも暑い日、青森県浅虫温泉では丑湯祭りの祭事が執
り行われた。町内会が中心の祭事、旅館ホテルは関係者が来賓として招かれ、
気のせいか静かな祭事だ。太鼓、笛の音がなんとも寂しく温泉塚に響いていた。
事業:北東北連携広域観光圏形成推進事業【予算60万円】
7月26日、青森市ラ・プラスにて平成19年度北東北広域連携活動促進支援助成事業審査会
が開催された。書類選考17件から7件の最終審査、5件の採択。温泉地活性化研究会は
昨年、一昨年の青函連携事業から、いよいよ北東北連携事業へと踏出す事にした。
プレゼン7分、質疑応答3分。いつも30分~1時間の講演から7分のプレゼンはスリリング
かつ冷や汗物だった。活性化プロからの質問にヤヤたじろぎながらも何とか凌ぎ、合格!
政策ネット助成以来5年連続公的事業が継続。今年は田沢湖高原温泉・乳頭温泉に集合だ
具体的なイベント内容については後日詳細掲示します。皆さんの参加お待ちしています。
この辺りから川幅がせまくなり、川底にも岩が多くなって来る。「飛金」と言う表現が
似合う流れが形成される。人の世も全く同じベビーブームがやがて団塊の世代と呼ばれ、
『後期高齢』のいいまわしで表現される息絶え絶えの忙しい人の、動き似ているかな?
十和田湖から見て左岸に落ちる滝。木々に隠れなかなか撮影は困難。滝が其処ここ
から流れる渓流散策は日本でも珍しい。リュックを背負い、スローなトレッキンを。
今日は行き交う人も疎ら、道を譲り挨拶をして楽しい奥入瀬の一日であって欲しい。
記録:高さ30m、直瀑、奥入瀬川水系
奥入瀬渓流の流れはやや早くなり、両岸の滝を集め水量も安定する。水ほど多様な
物質はない。地異の変容に巧みに対応する。奥入瀬渓流の魅力はここにある。自然
の複雑な地形をまるで約束事の様に流れる。・・・人生もかくありたい、流れの如くに。
今日(2007.7.22)は黒石温湯温泉の丑湯祭りだ。やっと雲の合間からお日様が顔を
出し例年の暑い夏、丑湯は真夏のお祭という実感がしてきた。黒石の丑湯祭りは初め
て、嘗て加賀山中温泉の丑湯祭りに遭遇したが、浴場に菖蒲が溢れていた記憶がある。
温湯の丑湯は文字通りお牛様を神輿に乗せ町内を一周、お祈りの後浴槽に入れるもの。
最初は男湯、次が女湯。入浴者はこの牛に触れると一年間健康で居られるとか。共同
浴場の周囲には出店が並びこの小さな温泉地の伝統的な湯祭りは佳境を迎える。湯に
親しみ、湯に遊び、湯に守られ、湯で生活する伝統的な温泉郷が永遠である事を祈る。
参照#温湯温泉 (黒石温泉郷 鶴の名湯)
ピラミッド、キリストの墓、ナニャドラヤ・・・狭い地域に不思議がいっぱい。トドメが
『迷ケ平』!新郷村から秋田、十和田湖へ抜ける県境の高原。恐らく霧深く、道に迷う
ことからこの地名になったのだろう。演歌が高々に流されていた。これも耳印の意味か?
記録:ここは十和利山 (標高990m )への登山口、頂上からは十和田湖を一望できる。