お湯の国 日本

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永平寺(福井県永平寺町)

2007年12月05日 |   卍 寺院霊場探訪

禅僧修行の場の中心的場所。この本堂で禅僧の祈りが最高潮となる。開祖道元は比叡山
延暦寺で修行したが強い疑問があり、やがて宋の国、如浄禅(1163-1228)に入門、如浄
の法を嗣ぐことを許され、4年あまりの滞在を終えて帰国。「只管打坐」はその教え、影響。

宗派:曹洞宗  寺格:大本山  本尊:釈迦如来、阿弥陀如来、弥勒仏

今回、永平寺の訪問は二つの目的がある。一つは修行僧の湯殿を観察すること。もう一つ
放浪の歌人・種田山頭火が永平寺に立ち寄り歌った俳句の「甍」を確認すること。深閑
とした杉木立の中に
永平寺伽藍の「甍」群を筆者も確認した。修行の現場が迎えてくれた。

 「 てふてふ ひらひら いらかをこえた 」(種田山頭火)

俳人種田山頭火も屹度、心では修行僧になり、蝶々のように永平寺境内を眺めたのだろう


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