お湯の国 日本

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与謝野晶子(かじか鳴き・・・湯原温泉)

2014年08月20日 |   ✒歌碑句碑 紀行

与謝野晶子は美作三湯の湯原温泉にも足跡を残している。
この方の旺盛な芸術旅は全国にまたがり筆者の行く先々
こうした石碑を発見する事になる。後を追うかの如くに。

碑文かじか鳴き 夕月映り いくたりが 岩湯にあるも みな高田川 (晶子)

解釈:清流に月影が揺れてあちらこちらの岩に潜むカジカ蛙の鳴き声が趣き深い

参考:他に湯原温泉で呼んだ歌がある。夫妻の掛け合い歌は昭和8年夏、温泉街
   に架かる「鼓橋」を詠んだ
  「鼓橋を わがのる乗合自動車 渡りゆけば 礼する娘あり いで湯の街」…鉄幹
  「鼓橋 湯山の橋を渡るなり 奧美作の夏の夕暮れ」…晶子


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