訃報速報:ゴダール死去91歳。 2022.9.13スイス自宅。死因は病死や自殺
ではなく、薬物投与による生前希望死であった。ゴダールらしい。
フランスの映画界の革命児と称された映画界の巨匠も星となった。
(過去の記事の内容)
≪ memoir:映画音楽 ゴダール(なみおか映画祭 ) 2002.11.20 ≫
青森県の真ん中に位置する浪岡町(現在は青森市と合併)は中世北畠氏の拠点。
その小学校跡を「中世の館」とし町興しのイベントとして1991年から始まった
なみおか映画祭。11回目を迎え、地方では中々鑑賞できないゴダールの作品に
触れることが出来た。勿論アナログ、今では珍しい映写技師がフィルムを回す。
記録:掲題のポスター画はゴダール監督の代表作「東風(LE VENT D'EST)」
画像の女革命家役は当時ゴダールの妻アンヌ・ヴィアゼムスキーである。
上映:ゴダール監督作品。3日間で14作品。勝手にしやがれ、はなればなれに、
アルファヴィル、気狂いピエロ、ウイークンド、東風、万事快調、フレ
ディ・ビュアシュヘの手紙、パッション、ゴダールのマリア、ゴダール
の新ドイツ零年、JLG自画像、フォーヱヴァー・モーツアルト、愛の世紀。
上気以外のゴダール有名作:女は女である、女と男のいる舗道、軽蔑、
男性・女性、彼女について私が知っている二、三の事柄、中国女、勝手
に逃げろ、人生、カルメンという名の女、ゴダールの映画史、ヌーベル
ヴァーグ、さらば愛の言葉よ、イメージの本
記憶:小学校の時代。一年に何回か移動映画館がやって来た。そこは映画館な
ど無い地域。昼から小さな体育館の窓に、黒いビロードの幕が張られる
のをドキドキ見ていた記憶がある。その小学校も今年3月で閉校となる。
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後日:大変残念なのだが、2005年に「なみおか映画祭」は終了した。街の映画
館が次々と閉鎖される中で貴重な名画鑑賞の機会となっていたのだが・・・。
第14回目日活ロマンポルノを上映する事で行政の補助金を打ち切られた。
確かに日活ロマンポルノも芸術的 ?だがゴダールとは乖離が有り過ぎる。
参照#①北畠氏の居城・浪岡城址 ②JR浪岡駅(奥羽本線)