本物Evoluzione! ツルピカ
75 Turbo Evoluzioneがたまたま入庫しましたので、ご紹介します。
いつもは仕様ばかりですが、さすがに本物は一味違います。
なんせ、限定500台のホモロゲモデルですから、そう簡単にはお目にかかれません。
記憶によるとショップの販売実績は1台か2台しかありましぇん。
初期型グリルがトレードマーク
この固体はお客様が個人売買でGetされたそうで、今回は車検整備+αで入庫しました。
全体のコンディションはたいへん良くて1987年式には見えません。
アロイはノンオリジナル
15インチと現代からは小径ですが、違和感は特にありません。
スピードライン ウルティモ
RECAROシートは特注張り
参考までにノーマルシート
Rrも特注張り
インタークーラーターボ付(ギャレット製) 155PS/5,800rpm
後付ブースト計
社外ステアリング以外はノーマルと同じ AC付
転がしてみた!
本物EVOはいかなる75よりもスパルタンです。
伊達にホモロゲーションモデルではありませんでした。
かなり固めのセッティングですが、不快感はありません。
他の生産型75に較べると、ロールは殆どしません。
サスペンションの剛性感は抜群ですが、ボディの剛性感がプアーなので、いくぶん
差し引かれるでしょう。
エンジンは低速域ではひ弱ですが、4,000rpmあたりから、俄然パワフルに変貌します
から一時代前のドッカンターボです。
絶対的な性能はたいしたことないのですが、その醸し出すムードはその気にさせる
ものでした。
ノンパワーのステアリングはパーキングスピード以外では重くはありません。
久しぶりに本物に乗れば、仕様製作者?としては出来る限りスパルタンに仕立て上げるのが、
より本物らしさを装うことになると思った次第であります 。