Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
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ウエットブラスター 使用編

2014-07-09 08:48:53 | Drのメンテ講座

SOLEXをウエットブラスト

とりナマズ、逸る心を抑えてw、バラすのもほどほどにSOLEXをブラストしてみました。

一番、ブラストしたかったのは、フロート室です。





ドライ式でも、ブラストは可能ですが、キャブの狭いポートにサンド(砂)が入り込むのが
難点で、厳重にマスキングをする必要があります。

これに較べて、ウエット式では、水が流れる箇所であれば、そのままブラストしても
良い
ということです。

使用方法はドライもウエット式も全く同じです。(この廉価版の場合)

ウエットの難点はドライ式に較べて効率が悪いことです。

水を混入させてのブラストですから、やはり水が相当抵抗になり、ドライ式のように
一吹きで綺麗にはなりません。

ほぼSOLEXをドボ漬けにして、各部をウエットブラストしてみました。

しかし・・


スロットルの動きが・

やはりウエットと言えども、バタフライシャフトの軸受けにサンド(ビーズ)が噛みこん
だようです。


注油の図

慌てて、分解して、エアーで飛ばして、注油すれば何とか復活しました。

最も、この部分は最初から分解しておくべきところです。

本来なら、シャフト、B/g、バタフライは全バラしたいところですが、Drにはまだ
スキルがありましぇん

しかし、元より分解大好き人間ですから、やる気は満々です(笑)。

そのうち、バラバラにしまっせ~!。



綺麗になりました

ブラストガンが少々大きくて、フロート室の奥まで入りません 

もう少し、スリムなガンが無いか聞いて見ましょう。


ちょっと、ウエット式の実力を試してみました。


10円玉の図


キャブのネジ

ドライ式のように、削れ感がなく、仕上がりが滑らかなのが、ウエット式のメリットです。

その代償として、時間が掛かるということでしょうか。

もっとも、もっと高価な六桁万円もするような、ウエット式では違うかもしれません。

あくまでも、この3万円のマシーンでのお話であることを、ご容赦下さい。

まだ使い慣れてないウエット式ですが、適材適所で、ドライ式と使い分けようと思います。


ドライ式業務用(Snap on製)

これでも、当時はかなり高価でした。

最近は若干不調気味ですが、効果は強力です。


セッティング完了

キャブに関しては、出来る限り分解して、マグナス漬けにして、ある程度綺麗にして
から、ウエットブラストしようと思います。

サンドが噛みこまない外せるパーツは手っ取りはやいドライ式で済ますのが良いかと
思います。

この廉価なブラスターとコンプレッサーは、むしろ分解好きのアマチュアメカニックに
お奨めです。

それはもう、アナタの愛車のメカがツルピカになることは受け合いダス! 


PS; 藤原産業製のコンプレッサーも中々出来がよく、比較的静音かつ、モーターも強力
  でした。 






















コメント (6)
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