他店広告 イメージ画像(本文と無関係)
今に始まったことではありませんが、他店広告の個体をショップ経由で買えないかと言う
リクエストが時折入ります。
ショップ経由の理由は、クライエント様がメンテを依頼したいからに他なりません。
かのような事例では、先方ショップに業販可能であるかを先ず打診して、可能であるなら、
条件の交渉となります。
ちょっと問題なのは、最近の傾向として、業販価格も一般価格も同じだとか、業販であっても
更に手数料で定価よりも余分に貰いますという舐めた業者が存在することです 。
この風潮は定価を安く見せる為のインチキ価格表記業者に多いです。
かのような時勢ですから、業販取引の成約率は昔よりは減少しております。
むしろ、Drのショップは介在せずに、直接買ってきてくださいというケースもあります。
メンテはもちろん引き受けることを前提です。
今後とも、他店在庫をDrのショップ経由での購入は歓迎しますが、下記に留意していただけ
れば有り難いです。
■ 直接他店に問い合わせない。
この場合の理由は後でDrのショップが介入することは、いわば後だしジャンケンになり、
悪いことはあっても、良いことはありません。
現車確認等はショップ経由でも可能ですから、窓口はあくまでもショップにして頂きたい
ということです。
過去例として新規物件を目敏く発見しては、全て直接先方業者に交渉されて、ご親切にも
業販可能かまでも聞いてくださるクライエント様がいらっしゃいましたw。
直接交渉の弊害は先方業者に足元を見られて、割高になる可能性が大いにあるからに
他なりません。
じゃあ、匿名で商品説明を受けるくらいなら良いだろうと思われるかもしれませんが、
これも微妙です。
理由は匿名であっても、購入希望の可能性ありと先方業者はカウントする場合があり、
業販を渋る場合や足元を見られる場合があるからです。
一旦、窓口に業販という判子を付いたら、後は直接クライエント様が詳細を直接聞いても
NPです。
先方は比較的親切に教えてくれますし、むしろ直接的な責任がないので、相手さんも
気楽なものなんですネ。
■ 割高になります。
最近の風潮として、介在業者の利幅がなく、まともな加修や保証を付ける経費が出ません。
従って、多くの場合は先方業者の乗り出し価格よりも割高になる場合が多いです。
また、原則的に他店在庫は現状にてのお引渡しを前提にして、必要な加修やメンテは実費
にてお願いしております。
最も、それなりの利幅がある場合は、加修やメンテ費用も利幅から賄えることもあり、
決して割高にならないこともあります。
あくまでも、先方業者の条件次第と言うことになります。
一台に二軒の業者が介在することになるのですから、少なくとも価格面では、お安くはなり
えないことをご理解下さい。
最近の成功事例 マセ3200GT
常連様が発見後に、Drが即交渉しました。
コンディションの詳細等を先方に確認後に、お客様に報告して承認を頂き、先方より買い
付けました。
先方業者が比較的好条件を提示してくれたのが、決め手となりました。
お客様もショップ経由である割高感はなかったはずです。
まとめますと、クライエント様が他店在庫をショップ経由での購入にメリットがあるかという
ことになります。
一番大きなメリットは選択肢が大幅に大きくなることです。
これには異論がありません。
デメリットは遠方が多いので、メンテを受けられないことです。
そのための贔屓のショップ介在と言うことになりますが、そのためには一定の条件をクリア
させる必要があることです。
先方業者が三ヶ月保証付きで、この乗り出し価格だから、陸送費用は必要としても、同じ条件で、
Drのショップから買いたいというのは先ず無理だと思ってください。
むしろ直接買って頂いたほうが良いですw。
以上、少々ややこしいことを言って恐縮ですが、ショップ経由を拒否してるわけでは
ありません。
ご希望の固体を他店で発見されたら、先ずはご相談していただければ、最善策をアドバイス
したいと思います。
結果的に業販不可や条件不適合もありますから、直接購入をお奨めすることもあります。
すでに、先方業者と商談が進んでる場合も、直接購入をお奨めするかもしれません。
どちらの場合であっても、メンテはもちろんショップにて歓迎します。
全てはケースバイケースという事で、ご相談は歓迎する次第であります。