安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

エディ・アレン「ANOTHER'S POINT OF VIEW」、スタバの「マラサダ カスタードクリーム」などのフード。

2023-04-13 19:30:00 | トランペット・トロンボーン

4月に入り、たまにスターバックスコーヒーに寄っています。「マラサダ カスタードクリーム」や「あんバターサンド」などフード類がまずまず良く、本日の珈琲と合っていました。珈琲飲みながら聴いたアルバム。

EDDIE ALLEN (エディ・アレン)
ANOTHER'S POINT OF VIEW (enja 1993年録音)

   

トランぺッターのエディ・アレン(tp, 1957年生)については、海野雅威(p)さんのアルバム「Get My Mojo Back」に参加していたので、関心を持ちました。本作は、エディ・アレンの初リーダー作で、ヴィンセント・ハーリング(as)のプレイも聴きたくて購入したものです。

メンバーは、エディ・アレン(tp)、ヴィンセント・ハーリング(as)、ブルース・バーツ(p)、デュエイン・バーノ(b)、カール・アレン(ds)。エディ・アレンは、人気ドラマーでここにも参加している、カール・アレンの兄に当たります。

曲目は次のとおり。

1  Subject To Change (Eddie Allen)
2  Have You Met Miss Jones ?(Lorenz Hart / Richard Rodgers)
3  Ndutu (The Peaceful Place)(Eddie Allen)
4  Modern Times (Eddie Allen)
5  Soul Eyes (Mal Waldron)
6  Perdido (Juan Tizol)
7  Spur Of The Moment (Eddie Allen)
8  Later (Eddie Allen)
エディ・アレン作が5曲、スタンダード曲の「Have You Met Miss Jones?」と「Perdido」、マル・ウォルドロン作「Soul Eyes」の全8曲。

エディ・アレン(tp)は、レスター・ボウイと一緒に活動をしていたので、フリー系に近いスタイルだと思っていましたが、本作は、ハードバップ系のプレイを行っていて、間口が広い。「Modern Times」は、アレンとハーリング(as)のエキサイティングな演奏が繰り広げられ、アレンには、ちょっとリー・モーガンを想わせるフレーズも出ます。バラードの「Soul Eyes」では、アレンの柔らかく、しっとりとした音色、ソロがききもの、「Have You Met Miss Jones?」も軽快で佳作といってよいアルバム。

【エディ・アレン ホームページ】

Eddie Allen | Brooklyn-based trumpeter and composer

自身のバンドやビッグ・バンドでニューヨークのジャズクラブなどに出演しています。動画もあります。

エディ・アレンのホームページからお借りした、彼の写真です。

【海野雅威(p)「Get My Mojo Back」】

   

このアルバムに、エディ・アレン(tp)が参加しています。

 

【スタバ安曇野豊科店、最近のフーズなど】

住所:長野県安曇野市豊科南穂高629-12
電話:0263-87-6198
ホームページ:Starbucks Coffee Japan - スターバックス コーヒー ジャパン

外観。

店内。奇蹟的に利用者がいなかった席を撮ることができました。

本日の珈琲と「マラサダ カスタードクリーム」を注文。

マラサダ カスタードクリーム。『もっちりとしたマラサダドーナツ生地になめらかなカスタードクリームを入れ、粉糖で仕上げた』そうです。

中にカスタードクリームが入っています。『シンプルな味わいでもっちりとした食感の生地と、バニラが優しく香るなめらかな食感のカスタードクリームのバランスが絶妙』だそうです。

サービスで、珈琲と小分けしたケーキを持ってきてくれました。嬉しい。

多分、「ミックスパフェケーキ」だと思いますが、なかなか美味しい。ミックスパフェケーキ|デザート|スターバックス コーヒー ジャパン (starbucks.co.jp)

別の日には、あんバターサンドをいただきました。あんバターサンドが新しくなって、以前より美味しいと、レジの方が言っていたので、選択。

『生地の香ばしさ、あんの甘みとなめらかさ、バターのリッチ感がコーヒーのお供にぴったりです。』とホームページにありましたが、確かに本日の珈琲とあっていました。

本日の珈琲。やや濃い目です。


リー・モーガン「MONDAY NIGHT AT BIRDLAND」、上田市の「香吃大食堂」で「ルーローハン」のランチ。

2023-03-26 19:30:00 | トランペット・トロンボーン

先日、友人とランチに「香吃大食堂」へ。「ルーローハン」(台湾風豚肉の煮込みごはん)セットをいただきました。甘味が感じられる豚肉に満足しました。満足しっぱなしのアルバム。

LEE MORGAN (リー・モーガン)
MONDAY NIGHTA AT BIRDLAND (ROULETTE 1958年録音)
ANOTHER MONDAY NIGHT AT BIRDLAND (ROULETTE 1958年録音)

   

   

ニューヨークのブロードウェイ52丁目にあったジャズクラブ「バードランド」(1949年~65年)では、月曜日の夜は、レギュラーグループの公演はお休みとし、若手のジャムセッションの場としていました。本作は、1958年4月21日のセッションを記録したものですが、メンバーが素晴らしく、長年の愛聴盤です。

メンバーは、リー・モーガン(tp)、カーティス・フラー(tb)、ハンク・モブレイ(ts)、ビリー・ルート(ts)、レイ・ブライアント(p)、トミー・ブライアント(b)、スペックス・ライト(ds)。本ブログ上では、リー・モーガン(1938年7月10日~72年2月19日。録音当時19歳。)のリーダー作としました。

曲目は次のとおり。

(Monday Night)
1  Walkin' (Richard Carpenter)
2  All The Things You Are (Jerome Kern)
3  Bag's Groove (Milt Jackson)
4  There Will Never Be Another You (Harry Warren)

(Another Monday Night)
1  It's You or No Onew (Jule Styne)
2  Jamph (Curtis Fuller)
3  Nutville (Lee Morgan)
4  Wee (Dengil Best)
ジャムセッションということで、6曲は有名曲ですが、カーティス・フラー作「Jamph」とリー・モーガン作「Nutville」という参加メンバーの曲が2曲入っています。

両作品ともCDが出ていますが、ずっと日本盤レコードで聴いています。演奏が整っていて、本当に寄せ集めのメンバーによるジャムセッションかと、初めて聴いた時は、驚きました。全部楽しいですが、リー・モーガン(tp)がスタッカート気味のソロを演じる「Bag's Groove」、彼のメロディアスなソロが素晴らしい「Jamph」、ソロのバックにリフ・アンサンブルが入りエキサイトする「Walkin'」や「Nutville」と聴きどころ満載で、スペックス・ライトがドラムというのも嬉しい。気分だけは1958年のニューヨークです。

(参考)本作から「There will never be Another You」が聴けます。

There will never be another you (Monday Night at Birdland)  - YouTube

安曇野市宅で聴いているところ。飾ってあるレコードは、右から「Another Monday Night at Birdland」、「Monday Night at Birdland」、リー・モーガン「City Lights」(Blue Note)、モーガン入りの「CLIFF JORDAN」(Blue Note)。Blue Noteの2作は、1957年録音で、United Artists社からの再発盤です。

【香吃大食堂(シャンチーダイショクドウ)】
 

外観。上田市でも人気店で、ランチに出遅れると、待つこともあります。

入口

ランチメニューの一部。ルーローハンセットにしました。

ルーローハンセット。

ルーローハン。きれいな盛り付けです。

サイコロ状の豚肉。色合いも良いです。

玉子。やや固めに茹でてありました。大きな玉子です。

野菜も乗っていましたが、よくわかりません。

サラダ

スープ。薄い塩味ですが、昆布が入っていて、滋味という言葉を思い浮かべました。

デザートの杏仁豆腐。これもセットに入っています。お茶もいただき、満足しました。また寄りたい。


カーティス・フラー「THE OPENER」、佐々木譲著「北辰群盗録」(光文社文庫)。

2023-02-19 19:30:00 | トランペット・トロンボーン

このところ、佐々木譲さんの小説を読んでいます。今回の「北辰群盗録」は、戊辰戦争終結後の北海道を舞台とした活劇で、テンポが良く映画的な味わいもあり、一気に読了しました。1曲目がスローテンポのアルバム。

CURTIS FULLER (カーティス・フラ-)
THE OPENER (BLUE NOTE 1957年録音)

   

カーティス・フラー(tb, 1932~2021年)は、1950年代から活躍したトロンボーン奏者で、録音も多数に上ります。ブルーノート・レーベルには3枚のアルバムを残していて、本作が最初の作品です。長年の愛聴盤です。

メンバーは、カーティス・フラー(tb)、ハンク・モブレイ(ts)、ボビー・ティモンズ(p)、ポール・チェンバース(b)、アート・テイラー(ds)。お馴染みのメンバーですが、ハンク・モブレイの参加が注目されます。

曲目は次のとおり。

1  A Lovely Way to Spend an Evening (Jimmy McHugh)
2  Hugore (Curtis Fuller)
3  Oscalypso (Oscar Pettiford)
4  Here's to My Lady (Rube Bloom)
5  Lizzy's Bounce (Curtis Fuller)
6  Soon (George Gershwin)
カーティス・フラーの自作が2曲、オスカー・ペティフォード作が1曲、あとの3曲はスタンダードです。「A Lovely Way to Spend an Evening」というバラードを1曲目に持ってきているのが目を惹きます。

カーティス・フラー(tb)の温かみのあるサウンドが素晴らしく、バラードの「A Lovely way to Spend an Evening」や「Here's to My Lady」がとりわけ印象に残ります。前者は、アン・バートンの歌が忘れられない佳曲です。アップテンポのものは、よくスイングしていて、「Lizzy's Bounce」や「Soon」は、ハンク・モブレイ(ts)らメンバーのソロも聴き応えがあります。ボビー・ティモンズ(p)も端正で、全体に整っています。

   

今回聴いたのは、United Artists社から再発されたレコードです。キング盤でずっと聴いてきました。

(参考)本作から「A Lovely Way to Spend an Evening」と「Soon」が聴けます。

Curtis Fuller - A Lovely Way to Spend an Evening - YouTube

Curtis Fuller - Soon. - YouTube

 

(安曇野市宅で聴いているところ)

飾ってあるレコードは、右からアン・バートン(vo)「Ballads&Burton」、カーティス・フラー「The Opener」、「South American Cookin!」、「Blues-ette」、「Blues-ette」。アン・バートンの歌で、「A Lovely Way to Spend an Evening」を聴きました。

2枚の「Blues-ette」は、いずれもSavoyレーベルからの再発盤で、右側がレコード盤面にRVG(ルディ・ヴァン・ゲルダー)の刻印入り、左側は入っていません。右側のRVG入りの方が、音質に迫力があります。

【佐々木譲著「北辰群盗録」(光文社文庫)」

   

表紙

(カバー裏面にある本書の紹介)

   

(本作の感想など)

お気に入りの作家である佐々木譲さんの著作を、引き続き読んでいます。本作は、ミステリーではなくて、冒険活劇的なものです。戊辰戦争後の北海道における共和国建国の夢に向かって奮闘(暗躍)する人物と、現在は政府の役人となっている元同僚の姿を中心に描いたもの。

当時の蝦夷地(北海道)の様子もよく描かれていて、歴史的にも興味深かった。映画的で、西部劇のような味わいが出ていて、大部ですが、全く飽きない面白い小節でした。

   


チェット・ベイカー「QUARTET」、雪景色の松本市梓川のジャズ喫茶「アンの家」。

2023-02-12 19:30:00 | トランペット・トロンボーン

2月10日(金)から11日(土)にかけて、長野県内も雪になり、11日朝は安曇野市宅で雪かき。午後、松本市梓川のジャズ喫茶「アンの家」へ行くと、周囲は白一色で、清々しい景色でした、清々しい演奏を。

CHET BAKER (チェット・ベイカー)
RUSS FREEMAN (ラス・フリーマン)
QUARTET (World Pacific 1956年録音)

   

チェット・ベイカー(tp, 1929~1988年)とラス・フリーマン(p, 1926~2002年)の双頭アルバムで、実質的なリーダーはラス・フリーマンですが、チェット・ベイカーの演奏も注目されます。ヘロイン中毒で暗い影がつきまとうベイカーですが、20台後半のこの時期は、姿、演奏ともに清々しい。

メンバーは、チェット・ベイカー(tp)、ラス・フリーマン(p)、リロイ・ヴィネガー(b)、シェリー・マン(ds)。西海岸オールスターズとも言いたくなるメンバーです。

曲目は次のとおり。

1  Love Nest (Louis A. Hirsch)
2  Fan Tan (Russ Freeman)
3  Summer Sketch (Russ Freeman)
4  An Afternoon At Home (Russ Freeman)
5  Say When (Russ Freeman)
6  Lush Life (Billy Strayhorn)
7  Amblin' (Russ Freeman)
8  Hugo Hurwhey (Russ Freeman)
「Love Nest」と「Lush Life」以外の6曲はラス・フリーマン(p)の作曲によるもの。ライナーノートを執筆したアンドレ・プレヴィン(p、のちに指揮者、作曲家)が、「Summer Sketch」などを褒めています。

力強いスイングと抒情的な両面のフレッシュな演奏が楽しめました。有名なアルバムですが、今回、オリジナル盤を入手し、改めて聴いたのでアップしました。ベイカー(tp)のバラードにおける湿ったオープントランペットの音色が素晴らしく、「Summer Skech」と「Lush Life」が印象に残ります。ジョージ・ガーシュイン作曲の「I Got Rhythm」を元にした「Say When」は、フリーマン(p)の弾むようなソロとバッキング、ベイカー(tp)の鋭いアドリブ、シェリー・マン(ds)のメロディアスなソロと快演。

   

レコードのラベル。ジャケットにはPacific Jazzと印刷されていますが、その後継の『World Pacific』からの発売です。

ジャケットの裏面にある録音時の写真。

(参考)本作から「Say When」、「Lush Life」が聴けます。

Say When - Russ Freeman Chet Baker - YouTube 

Lush Life - Russ Freeman Chet Baker - YouTube

安曇野市宅で聴いているところ。飾ってあるレコードは、ビリー・ストレイホーンの名曲『Lush Life」が収録されているもの。右から、フィ二アス・ニューボーン「A World of Piano」、本作「Quartet」、ジョン・コルトレーン「Lush Life」と「and Johnny Hartman」、アンソニー・ブラクストン「In The Tradition」。

「Lush Life」(ラッシュ・ライフ)は、エリントンが録音しなかったので、世に出るのが遅くなった曲です。本作の「Quartet」(World Pacific)は1956年11月録音で早いほうです。コルトレーンの1958年録音「Lush Life」(Prestige)と61年録音「and Johnny Hartman」(Impulse)で広く知られるようになったようです。

 

【雪かき終了後と、午後出かけた松本市梓川のジャズ喫茶「アンの家」】

安曇野市宅近くも結構な積雪になりました。いくらか雪かきをしました。

駐車場代わりにしている畑も雪に埋もれました。当分、使えそうにありません。

アンの家外観。

駐車場から東の方面。周りはほぼ田んぼです。

駐車場に積んである御自宅用の薪も雪を被っています。

店内。レコード盤を洗って干してありました。

アルテックのスピーカーなどオーディオシステムは基本的に変更ありません。

展示してあるレコードに、チャーリー・パーカーとチェット・ベイカーの共演のものがあったので、かけてもらいました。パーカーは、チェット・ベイカーの演奏を評価していたようです。

【アンの家】

住所:長野県松本市梓川梓459
電話:070-5455-1941
営業:水曜日~日曜日 13時~19時。定休日:月曜日・火曜日


エディ・ヘンダーソン「PHANTOMS」、雑誌「BRUTUS」2023年2月15日号の特集「温もる、洋食」。

2023-02-05 19:30:00 | トランペット・トロンボーン

雑誌「BRUtUS」の最新号の特集が「温もる、洋食」だったので、購入。お店が92軒紹介されていて、観ているだけで楽しい。マリリン・モンローが来日時にロイヤルホストの前身を訪ねていたのを初めて知りました。温もる演奏です。

EDDIE HENDERSON (エディ・ヘンダーソン)
PHANTOMS (SteepleChase 1989年録音)

   

エディ・ヘンダーソン(tp, 1940年生)は、1970年代は、ハービー・ハンコックやノーマン・コナーズのフュージョン、ファンク系統のバンドにいたので、関心を持ちませんでした。しかし、1989年録音の本作は、バップ系統のジャズを演奏していて、転機ともなったアルバム。

メンバーは、エディ・ヘンダーソン(tp)、ジョー・ロック(vib, 2曲に参加)、ケニー・バロン(p)、ウェイン・ドッケリー(b)、ビクター・ルイス(ds)。ケニー・バロンが加わり、彼の作曲した「Phantoms」を演奏してるのも注目されます。

曲目は次のとおり。

1  Beauty in The Bambles (Joe Locke)
2  Little Girl Blue (Richard Rodgers)
3  Phantoms (Kenny Barron)
4  Naima (John Coltrane)
5  Dolphin Dance (Herbie Hacncock)
6  Milestones (Miles Davis)
参加メンバーのジョー・ロックとケニー・バロンの曲が1曲ずつ、ハンコックの「Dolphin Dance」はじめ有名ジャズオリジナルが3曲、スタンダードの「Little Girl Blue」の6曲。なお、マイルス・デイビス作曲「Milestones」は、古い方のものです。

エディ・ヘンダーソン(tp)のオープンの豊かなトーン、繊細なミュートプレイの両方を味わえ、親しみやすい選曲もあり、楽しめます。ハンコック作「Dolphin Dance」はトランペット一本の演奏で、旋律の美しさを浮き彫りにし、「Milestones」では、ケニー・バロン(p)のソロを含めてバップに回帰したかのよう。バロン作「Phantoms」は、ミュートによるプレイで、浮遊感が出ていて、一番の聞き物。さらに、「Little Girl Blue」も歌詞を想い起こさせるようなバラード演奏。

(参考)本作から「Dolphin Dance」(ドルフィンダンス)が聴けます。

Dolphin Dance - YouTube

なお、エディ・ヘンダーソンは、近年はSmoke Sessions Recordsからアルバムを出しています。

Smoke Session Recrds 関連ホームページ:Artists - Smoke Sessions Records

安曇野市宅で聴いているところ。飾ってあるレコードは、右からハービー・ハンコック「Maidon Voyage」(Blue Note)、本作「Phantoms」、ハンコック「Inventions and Dimensions」(Blue Note)、同じく「My Pointo of View」(Blue Note)、エディ・ヘンダーソン「So What」(Eight Eights)。

 

【「BRUTUS」2023年2月15日号(マガジンハウス刊) 特集「温もる、洋食」】 

   

表紙

   

目次。東京や京都、神戸を中心として洋食屋さん92軒が紹介されています。

町の洋食レストラン「桂」。見るからに食欲をそそります。

酒場の洋食「ビヤホール・洋食 ランチョン」。東京の神保町のお店です。神保町はたまに行くので、こちらは是非寄ってみたい。

   

「洋食はじめて物語」のページも。

ハリウッド女優のマリリン・モンローが来日した際に、ロイヤルホストの前身のロイヤル中州本店で、オニオングラタンスープをいただいたようです。ロイヤルホストに久しぶりに行きたくなりました。

   

私の食堂、私の一皿の中に、二代目尾上右近さんの文章が出てきます。東銀座の「喫茶YOUのオムライス」が私の一皿ですが、歌舞伎座そばから移転して、今は超人気店になっているようです。

   

「洋食を巡る旅へ」と題して、熱海、京都、神戸のお店が特集されています。

僕が気になったのは、神戸のお店でした。「Sion」と「L'Ami」。

同じく神戸の「グリル十字屋」と「グリル末松」。神戸も長い間行っていませんが、西日本も機会を作り出かけたいものです。