長野県内は猛烈な暑さが続き、ランチに外へ出かけるのも躊躇してしまいます。こういう時は、冷やし中華を食べたいと、香吃大食堂でいただいてきました。さっぱりとして美味しかったです。あっさりめな演奏を。
DIZZY REECE (ディジー・リース)
STAR BRIGHT (BLUE NOTE 1959年録音)
ディジー・リース(tp, 1931年生)は、ブルーノートレーベルに3枚のアルバムを残しています。ジャマイカ出身で、ロンドンで活躍し、1959年にニューヨークへ。後年は、目立った活躍がありませんが、この3枚のアルバムはどれもハードバップの佳品というもので、好きなトランペッターの一人です。
メンバーは、ディジー・リース(tp)、ハンク・モブレー(ts)、ウィントン・ケリー(p)、ポール・チェンバース(b)、アート・テイラー(ds)。ディジー・リース以外は、よく知られたミュージシャンばかりで、豪華な顔ぶれです。
曲目は次のとおり。
1 The Rake (Dizzy Reece)
2 I'll Close My Eyes (Billie Reid)
3 Groovesville (Dizzy Reece)
4 The Rebound (Dizzy Reece)
5 I Wished On The Moon (Ralph Rainger)
6 A Variation on Monk (Dizzy Reece)
ディジー・リースのオリジナルが4曲に、スタンダードが2曲。「I'll CLose My Eyes」(瞳を閉じて)が収録されているのが嬉しいところ。リースの自作もメロディアスなものです。
ディジー・リース(tp)が、落ち着きのある品の良いプレイをしているのに加え、サイドメンも好演をしています。「I'll Close My Eyes」では、メロディをストレートに歌っていて、歌い出しも絶妙です。この曲は、ブルー・ミッチェルの演奏(「Blue's Mood」収録、1960年録音)で有名で、ピアニストが同じウィントン・ケリーであり、聴き比べをしたくなります。「The Rake」におけるポール・チェンバース(b)の力強いベースや、「Groovesville」などにおけるハンク・モブレー(ts)のグルーヴィーなプレイなど聴きどころ満載。
(参考)本作から、「I'll Close My Eyes」が聴けます。
I'll Close My Eyes - Dizzy Reece - YouTube
(安曇野市宅で聴いているところ)
飾ってあるレコードは、右から、ディジー・リースとテッド・カーソン「Blowin' Away」(Interplay 1978年録音)、本作、ディジー・リース「Blues in Trinity」(Blue Note)、ディジー・リース「Soundin' Off」(Blue Note)。Interplay盤以外は、日本盤です。
外観。前から気にいっていますが、最近、出かける回数が増えています。
今週のランチもありますが、冷やし中華の気分でした。
冷やし中華
麺は細めです。特徴は、つゆ(スープ)がたくさんで、レンゲももってきてくれます。
定番の錦糸卵やハムは乗っていません。代わりに、エビやチャーシュー、蒸し鶏などが乗っていました。
麺は細いものです。汁(スープ)のやや酸っぱい味もあって、夏に相応しい一品です。また、行きたい。