長野市の自宅の狭い庭に「こでまり」を植えてありますが、2年間の単身赴任中に放っておいたら、かなり大きく成長しました。白い花が可憐でいいのですが、咲き終わったら剪定しようと考えています。その花を見るのにちょうどいい位置に、自分の部屋で使っていた木製のベンチ(ただ厚い板を組み合わせただけですが)も置いてみました。庭を少し片付けたので、花壇にも花を植えようと思っています。タイトルにFlower(「月下美人」)が入っています。
GENE DINOVI (ジーン・ディノヴィ)
FLOWER OF THE NIGHT (Marshmallow 2004年録音)
カナダ在住のピアニスト、ジーン・ディノヴィさんのソロ・ピアノ・コンサートが、6月8日から14日まで4公演行われます。マシュマロレコードが日本に呼ぶものですが、流麗なタッチや優雅なフレーズを目の前で聴くまたとない機会なので、多くの聴衆が集まればいいなと思っています。僕は、11日(水)の長野県安曇野市いさつ歯科医院での公演に行きます。もしかしたら、いさつさんのヴィブラフォンとの共演があるかもしれません。
このアルバムのメンバーは、ジーン・ディノヴィ(p)、二ール・スウェインソン(b)、ジョー・ラバーベラ(ds)。2004年に来日した際のメンバーによる横浜での録音です。スイングからバップまで幅広い音楽性を備えたディノヴィに相応しい、ベースとドラムスが揃いました。スウェインソンとラバーべラのプレイにも注目してみます。
自作とスタンダードがバランスよく収録されています。ディノヴィの自作が4曲で、「Akarenga Blues」、「Flower Of The Night」、「Miki」、「Veronica」、あとはスタンダードが6曲で、「Canadian Sunset」(カナダの夕陽)、「Day In Day Out」、「It's You Or No One」、「Once Upon A Time」、「Trolly Song」、「Two For The Road」で、全10曲。
トリオの3人のコラボレーションもよく、細部まで心配りがされた上質なディノヴィ(p)の演奏が聴けます。「Akarenga Blues」は、彼の自作で、一般によく使われるフレーズも取り入れた、いかにもブルースらしい見事な演奏。バラードの「Once Upon A Time」では、テーマを弾くピアノに、ベースが弓弾きで絡み幻想的で、ディノヴィが高音まで弾いていくアルペジオも美しい。テンポの早い「Trolly Song」では、スウェインソン(b)のベースに乗ってディノヴィが快適にスイングし、別の一面をみせてくれます。
【ジーン・ディノヴィ日本公演のお知らせ】
2014年6月8日(日)Open:14:30 Start:15;00
埼玉県県民活動総合センター 小ホール
6月10日(火))横浜ちぐさ
19:00開演
6月11日(水)長野県安曇野市いさつ歯科医院
19:00開演
6月14日(土)横浜市磯子区民文化センター 杉田劇場小ホール
Open:14:30 Start:15;00
マシュマロレコード:マシュマロレコードホームページ
6月11日(水)の安曇野市公演の問い合わせ先:090-8871-5419
【長野市の自宅のこでまり】