9月30日(土)に軽井沢大賀ホールで開催された軽井沢チェンバーオーケストラの演奏会を聴いてきました。
(出 演)
(軽井沢チェンバーオーケストラ)
ヴァイオリン:依田真宣 (東京フィルコンサートマスター)
ヴァイオリン:小川響子 (葵トリオ、ソリスト)
ヴィオラ:大島 亮 (神奈川フィル首席奏者)
ヴィオラ:田原綾子(ソリスト、室内楽奏者)
チェロ:笹沼 樹(東京交響楽団客演首席奏者)
チェロ:水野優也(ジャパン・ナショナル・オーケストラ コアメンバー)
軽井沢チェンバーオーケストラは、東京音楽コンクールの優勝・入賞者を中心に、楽壇の若き精鋭が集う室内オーケストラ。今回は、六人のメンバーです。各人の詳しいプロフィールは下記をご覧ください。
(曲 目)
ブラームス / 弦楽六重奏曲 第1番 変ロ長調 作品18
〈休憩〉
ブラームス / 弦楽六重奏曲 第2番 ト長調 作品36
モーツァルト / ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲(弦楽六重奏版)第3楽章 k.364 (アンコール曲)
(感 想)
ブラームスの弦楽六重奏曲第1番、第2番は大好きな曲で、CDで繰り返し聴いているのですが、初めて実際の演奏を聴くことができて、感激しました。当日の軽井沢は、曇天で、それがまた、この曲の雰囲気に合っていました。
第1番では、第1ヴァイオリンを小川さんが務め、第2番では、リーダーの依田さんが務めていましたが、整ったアンサンブルが聴けました。チェロの笹沼さん、水野さんの二人が強力で、低音域が豊かに聴こえ、ブラームスらしさを醸し出しているように思いました。
フランス映画「恋人たち」(1958年)に使われた第1番第2楽章の短調の切々としたメロディは、特に胸を打つものがありました。アンコールは、モーツァルトの協奏交響曲(弦楽六重奏版)第3楽章でした。明るく闊達な曲で、ブラームスの重厚な2曲との対比にもなり、こちらの選曲、演奏もとても良かった。
【あらかじめ聴いたCD】
ブラームス:弦楽六重奏曲第1番・第2番。Alberni Quartet他(1978年録音)。廉価盤のブリリアントレーベルのブラームス室内楽全集の中の一枚。聴きなれた演奏です。
参考:第1番第2楽章が聴けます。
ブラームス: 弦楽六重奏曲第1番:第2楽章[ナクソス・クラシック・キュレーション #切ない] - YouTube
【帰宅して聴いたCD】
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 k.364。ラファエル・ドルイアン(vn)、エイブラハム・スカーニック(va)、ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団(1963年録音)。本日の演奏会のアンコールがすごく良かったので、演奏曲目を本来の管弦楽団版で聴きました。
出演者のプロフィール(文字が細かいので、拡大してご覧ください。)
(当日の軽井沢大賀ホールと矢ヶ崎公園の光景)
大賀ホールを北側から撮影。曇天です。
いくらか紅葉が始まっている感じでした。
落ち葉もあって、この辺は秋の雰囲気も感じました。
南西に向かって池を撮っています。
大賀ホール。喫茶コーナーがあるあたりを撮影。
入口。
終演後の矢ヶ崎公園です。
【大賀ホールホームページ】
当日は、秋祭りの準備に動員され、朝からそれに携わっていたのですが、昼前には出ることができ、聴きに行けて幸いでした。
長野県内で、ブラームスの弦楽六重奏曲に、アンコールのモーツァルトが聴けて、ありがたかったです。
帰宅後にCDで、モーツァルトの協奏交響曲 変ホ長調 k.364を聴きましたが、お話のように、セルとクリーブランド管の演奏が良かったです。
コメントありがとうございます。
美しい自然風景に囲まれた、大賀ホールにて、演奏会を楽しまれたひととき・・・、そして、曇り空でパッと晴れたお天気ではなかったけれど、矢ヶ崎公園は、広い公園のあちこちで、初秋の雰囲気感じられ、それはそれで、また、美しいですね〜
喫茶コーナーで、演奏会の余韻感じながら、温かい珈琲を飲んで帰る方も、少なくなさそう〜
先日は、スタバの季節(秋)のスイーツのご紹介も、ありがとうございました〜
素敵な音楽、読書、珈琲時間・・・、
この秋も、楽しみにしています〜♪
ティーガーデン
仕事場のBGMに、1日1回は流してます
僕が好きな曲を流せるので
軽井沢の大賀ホールは、独自の企画でコンサートを開催してくれて、ありがたいです。別荘滞在の方や東京方面からのお客様が、主として聴きに来ているのだと思います。
アウトレットモールは相変わらず混んでいるようですが、反対側の矢ヶ崎公園近辺は、そうでもなく、滑り込みですが、車を駐車できてよかったです。
今回、忙しくて、トンボ帰りで、軽井沢で飲食する時間がありませんでした。ビオラさんのおっしゃるように、軽井沢でゆっくりと珈琲などを愉しんでみたいと思っています。
コメントありがとうございます。
BGMに好きな曲を流せるという職場は、素晴らしいですね。弦楽六重奏曲を仕事場で聴けるのは、羨ましいです。
ブラームスの室内楽は、3曲あるヴァイオリンソナタや弦楽六重奏曲第1番あたりを最も好んでいます。今回、生演奏を聴けたのはラッキーでした。
niceshotpeteさんも、クラシック音楽がお好きだということを知り、嬉しいです。コメントありがとうございます。