家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

ジャック ラッセル テリヤ

2009-11-24 07:28:15 | Weblog
妻の友人が飼っているモカちゃん(ジャック ラッセル テリヤ)に会いに行った。

我々を大歓迎してくれた。

ご主人夫婦とお客さんが同時に自分の前に現われたのだからたまらない。

嬉しすぎて写真を撮れないほどに動き回る。

頭を撫でたいのだが一秒として止まっていない。

「ねぇ。もお落ち着きがないから」と御主人はバツが悪そうだった。

ちょうど夕食にありつけるタイミングだったようだ。

エサの入った皿を前に一通りの演技をする。

「おすわり お手 待て」

全員の見まもる前で待てるかが試される。

「よし」の合図が出ないので御主人とエサを比べて見ては恨めしそうな顔つきをする。

ながーく感じられる沈黙。

「よし」の号令とともに食い始める。

食うというより吸っているように皿から色とりどりのフードが消える。

「隣の家にこの子の姉妹がいる」ということらしい。

この子が喋れたら「姉妹でこんなに待遇の差があると言われそうだ」と言った。

帰り際再び私たちを歓迎してくれたモカちゃん。

「おぁー。そうかそうか。ありがとう。ヨーシヨシ」

と言って身体を思いっ切り撫で回したら大人しくしていた。

激しく行動をしたい犬には負けないほどの可愛がり方が必要だと思った。