妻が今年も干し柿を作っている。
ササッと皮を剥いて白いビニールヒモでしばる。
2個を一組としてバランスをとり軒下に吊るした。
外に吊るしたとたんにヒヨドリがやってきた。
ヒヨドリがホバリングしていた。
「おい。ヒヨが来たぞ」
と言うと妻は窓を開けて
「こら。だめよ」
と言って聞かせていた。
柿には、やはり口ばしで突いた痕が着いていた。
一旦窓から中に入れて作戦変更となった。
別の場所に吊るすことにした。
いつも麿君が、ひなたぼっこしたり下を眺めたりしているところだ。
これなら恐くて来られまい。
ところが麿君のスケジュールは、たいへん単純で毎日ほとんど決まっている。
だから、その時刻を外せば何の問題もないことを鳥側も知っている。
ただその危険を冒してまで食べたいかどうかだ。
我が家から見える範囲にもう一軒干し柿を作っているお宅がある。
その家は柿を干しっ放しにしている。
柿は青色の網によってスッポリ覆われ守られている。
決まった時刻に歩哨に立つネコより網の方が確実な防御方法であることは確かだ。
ササッと皮を剥いて白いビニールヒモでしばる。
2個を一組としてバランスをとり軒下に吊るした。
外に吊るしたとたんにヒヨドリがやってきた。
ヒヨドリがホバリングしていた。
「おい。ヒヨが来たぞ」
と言うと妻は窓を開けて
「こら。だめよ」
と言って聞かせていた。
柿には、やはり口ばしで突いた痕が着いていた。
一旦窓から中に入れて作戦変更となった。
別の場所に吊るすことにした。
いつも麿君が、ひなたぼっこしたり下を眺めたりしているところだ。
これなら恐くて来られまい。
ところが麿君のスケジュールは、たいへん単純で毎日ほとんど決まっている。
だから、その時刻を外せば何の問題もないことを鳥側も知っている。
ただその危険を冒してまで食べたいかどうかだ。
我が家から見える範囲にもう一軒干し柿を作っているお宅がある。
その家は柿を干しっ放しにしている。
柿は青色の網によってスッポリ覆われ守られている。
決まった時刻に歩哨に立つネコより網の方が確実な防御方法であることは確かだ。