宮崎さんが、又しても、私を喜ばせる素晴らしい話を書いてくれました。やはり、中国は宮崎さんのものですね。お蔭で、中国の崩壊を確信できて希望が湧いてきます。
日本の企業家達も宮崎さんのメルマガを読んで、撤退を決断すべきだと思うのですが、読んでないはずはないとは思うのですが、やはり、一度出て行くと簡単には撤退させてくれないと言うことでしょうか。それとも、まだ、中国の成長を夢見ているのでしょうか。
いずれにしても、決着は早そうです。その時になって、後悔してももう遅いですね。それとも、やはり、織り込み済みなのでしょうか。そうであれば、脱帽します。
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」より 平成27年(2015)9月3日(木曜日)通算第4645号
宮崎正弘の国際ニュース・早読み(中国外貨準備高のからくり)
嘘に嘘を重ねて膨らませてきた結果、何が本当なのか中国自身わからない
「世界一の外貨準備高」、じつは空っぽなのだ
小誌が屡々指摘してきたことだが、「世界一」の外貨準備高を誇る中国の化けの皮が剥がれた。
「ある、ある」と豪語してきた世界一のドル資産が、一夜にしてバラックホールに吸い込まれたかのように消える。おこりうるシナリオである。
なんでもあり、の中国だから、史上空前の詐欺行為が行われているとすれば、至極可能性の高いことになる。
かねてより、CIA筋の調査で中国から流れ出した外貨が3兆800億ドルとされ、2015年6月末の中国の外貨準備が3兆6500億ドルだから、差し引きすると、中国の外貨準備の中味は、5700億ドルでしかない。
これは単純な引き算で、もっと複雑な要素がからむが、要するに中国は嘘に嘘を重ねて膨らませてきた結果、何が本当なのか中国自身、わからない状態、これを「新常態」と言い換えているかのようである。
第一にもっとも重要な外貨準備指標は「経常収支」であり、この数字をみると、中国の2015年三月まで一年間の統計は2148億ドル。ところが外貨準備 は同期間に2632億ドル減少している。膨大な外貨が流失しているから、こういう数字の齟齬がおこると考えられるだろう。
そこで嘘の上塗り、つまり架空の数字をつくりかえ、粉飾のうえに粉飾をおこなう。
そもそも「GDP世界第二位」というのは真っ赤な嘘である。GDPのなかで、「投資」が締める割合が48%、こういうことはどう考えてもあり得ない。
シルクロード構想は財源が450億ドルである。ベネズエラに投資した額は450億ドル前後、アンゴラへの海底油田への投資は焦げ付いたという情報があり、リビアでは100本のプロジェクトが灰燼に帰した。以下、スリランカ、ジンバブエ、スーダン、ブラジル等々。
世界中で中国が展開した世紀のプロジェクトの惨状である。
豪、カナダ、ニュージーランドなどには鉄鉱石鉱区を買収し、開発していたが、鉄鋼不況に遭遇し、開発を中断した。こおあおりで豪ドル、カナダドル、NZドルが下落した。
にもかかわらず、たとえば中国の2013年末の海外直接投資残高は6605億ドルだったが、15年3月には9858億ドルと急激な増加が見られる。
2015年3月末の対外債務残高は直接投資が2兆7515億ドル、証券が9676億ドル。合計3兆7191億ドル。
さて冒頭に述べたように中国の外貨準備が3兆6500億ドルとすれば、差し引きは、マイナス691億ドルである。マイナスである。
この実態がごまかせたのは中国へ外国からの直接投資と証券投資だった。
それが、上海株式暴落と、人民元切り下げ、不動産バブル壊滅を目撃して、一斉に海外へ引き揚げを始めたわけだ。
「外貨準備高」というのは貿易ならびに貿易外収支を合算しての対外経常収支の黒字の累積である。
だから日本の外貨準備は2015年七月末で1兆2700億ドル、この殆どが米国債で保有しているため、金利収入で着実に増え続ける。
ところが中国の「外貨準備」と称するものの統計は外貨資産と海外からの借り入れを「短期外貨資産」に参入しているフシが濃厚なのである。お得意の誤魔化し、要するに借入金を「収入」蘭に記載しているのである。
日本の対外純資産に対しての外貨準備高比率は16%だが、中国のそれは59%(数字はいずれも武者陵司氏(JBプレス、9月2日)。つまり史上空前のネズミ講のからくりが、数字から推測できる。
どう考えても次は人民元の大暴落だろう。
GDP世界二位が真っ赤な嘘と言うのは、本当に嬉しいですね。となると、あの軍事増大もかなり無理しているのでしょう。完全な張り子のトラですね。
そのただでさえ少ない嘘のGDPから、幹部連中が着服して海外に持ち出すのですから、国民が幸せになれるはずはないですね。
為政者がどうして、そんなことが出来るのか、日本人にとっては、本当に不思議ですが、やはり、それは、日本人が凄すぎるのでしょうね。
戦後堕落したとは言いながら、まだまだ、世界に比べたら本当に素晴らしい国としか言いようがないですね。こんな素晴らしい国を貶めようとする反日左翼の人達は本当にかわいそうな人達です。
幾らなんでも、もう目を覚ました方が良いと思いますが、やはり、一度洗脳されると余程のことがないと難しいのでしょうね。
桜チャンネルの水島社長が、第 813回の「中山恭子新党首就任記者会見」の中山恭子さんにお話を聞いてくれています。
やはり、今までの自分の利益第一の政治家とは違いますね。本当に、国の為にという気持ちが良く分かります。
経済政策も財務省出身だけあって、腹案をお持ちのようです。特に、女性問題は、第 815回の 「女性活躍推進法が成立」のような日本の良さを壊すような考えじゃなく、昔からの本当の日本の女性を活かすことをかんが えているようです。やはり、フェミ ニズムに毒された女性問題に警鐘を鳴らしてくれている杉田水脈さんと相通じるものがあって、本当の日本が分かっている方 だと思います。
もしかしたら、安倍さん以上に総理に最適かもしれませんね。その中山さんが評価する次世代の党の仲間たちが、次の選 挙で一挙に増えることを願いたいものです。
【テキサス親父】皆様へのご報告を、第 439回 で取り上げましたが、一緒に行動してくれていた、なでしこアクション代表山本有美 子さんの動画がアップされました。
この動画を見ると、民間の方達に比べて、やはり、如何に、外務省が怠慢であったかが良く分かります。6分30秒頃か ら外務省OBの馬淵氏がそのやる気のなさは自虐史観が原因だと語ってくれています。聞いていたら、本当に、腹が立ちま す。
第 129話の「反論書を取り下げさせたのは小和田?」や第 149話の「反論書を取り下げさせたのは小和田?2」で取り上げたクマラスワミ報告書の問題も語ってくれて います。
このクマラスワミ報告書問題を新たな視点で取り組んでくれている方がおられるそうです。こちらも、民間の方の素晴ら しい活動です。
邪魔をしたのが、あの外務省の小和田であり、それを解決しようとしているのが民間の有志と言うのが、どうにも腹立た しいものがあります。
ZAKZAKより 2015.08.31
慰 安婦「クマラスワミ報告書」問題 仏教国の絆で解決模索 スリランカ訪問団が出発
慰安婦を「性奴隷」と記した国連人権委員会の「クマラスワミ報告書」が、日本とスリランカの友好関係を傷つけてい る、との指摘がある。朝日新聞が大誤 報を認めたことを受け、日本政府は報告書の一部撤回を求めたが、作成者であるスリランカの女性法律家、ラディカ・クマラ スワミ氏が断固拒否しているのだ。 仏教国同士である両国の関係者が動き出した。
「スリランカの仏教関係者も『クマラスワミ報告書が、日本との関係を悪くしているようだ』と認識している。戦後の主 権回復の際、スリランカは日本を助けてくれた。今回の訪問は、そうした絆を確認するものです」
元千葉県銚子市長で、「慰安婦の真実」国民運動の岡野俊昭幹事長はこう語る。日本を30日に出発してスリランカを訪 問、同国の高僧、バーナガラ・ウパ ティッサ老師らと面会する。訪問団6人の中には、日本唯一のスリランカ寺院、蘭華寺の僧侶、ヤタワラ・パンニャラーマ氏 も同行するという。
日本とスリランカの関係は深い。
日本の主権回復を話し合うサンフランシスコ講和会議(1951年9月)で、後にスリランカ初代大統領となるジャヤワ ルダナ氏は講和条約への賛成演説を行 い、一部の国々が主張した日本分割案を「アジアの将来にとって、完全に独立した自由な日本が必要である」と反対したの だ。
さらに、仏教の「憎しみは憎しみによってやまず、愛によってやむ」という聖句を引用して、対日賠償請求権の放棄まで 宣言した。まさに、日本にとって恩人といえる国がスリランカなのである。
岡野氏は今回、ウパティッサ老師に手渡す書簡でこの件にも触れ、スリランカへの感謝と、人類に対する愛と平安を願う あたたかい気持ちを分かち合ってきた両国関係の発展を伝える。世界連邦日本仏教徒協議会の叡南覺範(えなみ・かくはん) 会長の書簡も持参する。
こうした友好関係を深めることで、両国の間に横たわる「クマラスワミ報告書」の問題を解決したいという。
岡野氏は「クマラスワミ氏を批判するつもりはない。ただ、朝日新聞が大誤報を認めるなど、慰安婦問題は大きく動いて いる。左派活動家が次々に彼女を訪ね て『報告書を撤回するな』と吹き込んでいるという話も聞く。今回は道筋をつける訪問だ。クマラスワミ氏にはいつか、『真 実をもとに再調査してください。全 面的に協力します』と伝えたい」と語っている。
これは、今までになかった取り組み方ですね。もしかしたら、これは何らかの動きが出て来るかもしれませんね。
是非とも、本人があの報告書を自主的に撤回してもらいたいものです。それができれば、この慰安婦問題は大きく動く可 能性がありそうです。
それにしても、外務省には本当に腹が立ちますね。
世界の顰蹙を相手にもせずパレードに参加した 韓国のお二人は、中国の歓迎に、やはり、相当に嬉しかったようですね。
ここまで世界の気持ちが読めないのは、やはり、普通の感覚を持ち合わせていない人達としか言いようがないようです。
産経ニュースより 2015.9.3
【抗 日70年行事】朴槿恵大統領、満面の笑みで登場 中韓関係の強化印象づけ
【北京=川越一】午前9時(日本時間同10時)、習近平国家主席と彭麗媛夫人が天安門に続く端門外の広場で、来賓を 出迎えた。
最初に習氏と握手を交わしたのは国連の潘基文事務総長だった。潘氏は笑顔を浮かべ、習夫妻と記念写真に収まった。
赤十字などの国際機関の代表、各国首脳らが次々と習氏の前に進み、握手を交わしていった。
同9時20分ごろ、韓国の朴槿恵大統領が黄色いジャケットを着て現れた。習氏のもとに続くレッドカーペットを歩いて いるときから、満面の笑みを浮かべていた。
前日2日、朴氏は習氏と中韓首脳会談を行い、日中韓首脳会談の早期再開で合意。その後の昼食会を、韓国側は「格別の 配慮、歓待」と受け止めていた。
“特別扱い”を自認しているのか、朴氏は握手の際も、他の首脳よりも長く習夫妻と言葉を交わし、中韓の関係強化を印 象づけようとしていた。
中国中央テレビ(CCTV)のアナウンサーが、各国の第二次大戦との関わりを紹介していった。旧日本軍が戦場とした アジア諸国については、「日本に侵略された」と強調。北朝鮮の崔竜海・朝鮮労働党書記を紹介する際には、「ともに日本に 抵抗した」と伝えた。
出迎えの最後を飾ったのはロシアのプーチン大統領だった。習氏とプーチン氏は並んで、集合写真の撮影場所に向かっ た。その後、習氏や各国首脳は、天安門の楼上に上がった。
韓国の二人に続いて、プーチンさんも遂に日本人を敵に廻しましたね。日本にはプーチンさんのファンも多いようです が、やはり本質は、終戦間際に侵攻を開始して日本人を痛めつけたあのソ連と変わっていないようです。
安倍さんも、ここまでやられて、まだ、この国達と付き合おうとするのは止めた方が良いと思うのですが、もしかした ら、私などには想像も付かない深い戦略でもお持ちなのでしょうか。
とは言いながら、友好を図るより、国交断絶こそが絶対に必要なことは確かです。妙な期待は止めましょう。