団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★飛べぬ帰ってきたゼロ戦

2015年11月16日 | ゼロ戦・大和

  何時飛ぶかと期待して待っていた、第5098回の「帰れないゼロ戦」や第5533回の「帰ってきたゼロ戦」で取り上げたゼロ戦が、何時まで経っても飛んだと言うニュースがないので、どうしたんだろうと思っていたら、何だか、飛んでもない障害に阻まれているようです。

    西日本新聞より    2015年11月08日 

  世論の壁 飛べぬ零戦 鹿児島の飛行計画 スポンサー相次ぎ撤退

  悲劇の歴史を振り返り、平和への願いを大空に描こうと、鹿児島県で零式艦上戦闘機(零戦)を飛ばす計画が、高い壁にぶつかっている。昨冬、米国から修 復した機体を運び、今夏にも公開飛行のはずだったが、安全保障関連法案の国会審議をめぐって揺れる世論が風向きを一変させた。「戦争肯定」とのそしりを受 けることや、中韓での不買運動を恐れて手を引くスポンサーが相次ぎ、資金不足に陥った。主催者は「戦争賛美ではない。趣旨への理解を」と訴える。

  「今、零戦なんか飛ばしたら、戦争に賛成していると誤解を受けかねない」。安保法案の衆院特別委員会での審議が大詰めの7月、ある小売業者はこう話し、支援話を打ち切った。

  機体は現在、鹿児島県鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空基地に格納されている。パプアニューギニアで爆撃された機体が約40年前に見つかり、その後、米国な どで修復。世界で5機の飛行可能な零戦の一つとされ、2008年にニュージーランドでフライトジャケット製造会社を経営する石塚政秀さん(54)が購入し た。

  昨秋、石塚さんは「戦後復興の礎となった日本の技術力を見直すと同時に、悲しい目的に利用された背景を考えるきっかけにしたい」と、知覧など特攻の拠点があった鹿児島での飛行を企画。今春、鹿屋基地から「隊員の教材にしたい」と保管の提案を受けた。

  飛行には、海外にしかいない操縦士の招致代や保険代など約3千万円がかかる。石塚さんはスポンサー探しに奔走。200近くの企業や自治体の関係者に会い、国へ飛行許可を申請した7月には、数社が支援の手を挙げていた。しかし-。

  同月中旬、衆院特別委で与党が強引に採決に踏み切ると、逆風が吹く。支援を検討していたメーカーは、隣国で自社製品が不買運動の対象となるのを懸念して辞退。「零戦は戦争を想起させる。鹿屋基地から飛べば、自衛隊のイメージも悪化する」との声も石塚さんの耳に届いた。

  機体の維持費は年末にも底をつく。スポンサーが見つからなければ、海外の競売に出さざるを得ない状況だ。「実際に空を飛ぶ零戦を見て、殺人兵器だと批 判する人もいるだろうし、格好いいと思う人もいるだろう。議論を呼ぶことが、戦争抑止や平和につながるはず。みんなが同じ方向を向くのが危ない」。石塚さ んはそう信じている。

  反日左翼どもの活動が、こんなところにも影響してきているとは全く腹立たしい限りです。降りるスポンサーも本当に情けないですね。戦後の、日本の劣化が諸に現われているようです。
  靖国参拝ができない日本政府と全く同じ情けなさと同じです。こんなことでは、日本再生なんて何時の事やら。

  もし、これで飛行が出来なくなって競売に出されるなんてことになったら、日本人の恥ですね。戦後、反日左翼の跋扈を許してきた、自民党を始めとして、日本人の責任です。
  何時までも、こんなバカげたことを許していたのでは、先人に会わす顔がないでしょう。やはり、大日本帝国憲法を取り戻し、日本人の手による新しい憲法を作っていかない限り、日本の存在理由は無さそうです。

  何とも、情けない限りです!

歴史も家庭も危ないのは“事なかれ主義”

2015年11月16日 | 日本再生

  杉田水脈さんの「男どき女どき」がアップにな りました。今回は、河添さんをゲストに迎え、女性二人が、戦後の日本の男や外務省の不甲斐なさを徹底的にこき下ろしてく れています。その歯切れの良さに、聞いていて、その通りとうなずくばかりで、本当に、気持ちが良いです。

  それにしても、女性は元気ですね。お二人の発言に、自信を持って、言い返せる男がどれだけいるでしょうか。女性が外 で働くことには基本的に反対ですが、今の日本の男だったら、こうした元気な女性の方が余程活躍できそうです。

  女性の劣化もきちんと言及されています。こうなると、益益、おっしゃる通りと、反省ばかりで、反論も出来ません。

  やはり、男も女も昔の日本人の素晴らしさを取り戻すことが急がれます。それが出来ないなら、日本の再生は無理でしょ う。

  公子て、女性が、日本人の劣化をきちんと理解して発言してくれることで多くの日本人が目を覚ましてくれることを願い たいものです。


ニュー ヨーク・タイムズの記事・放射能は安全

2015年11月16日 | 原発

  福島原発問題が未だに復興の障害になっている だけでなく、原発停止でエネルギー問題として、日本を苦しめています。これが、民主党と言うか、第 5644回の「福 島復興を邪魔するもの」や「魂 を悪魔に売った男No.1」などで書いてきたように、あの売国奴菅直人の仕業であることは明らかです。

  放射能の危険などないと確信している私は、「福 島原発近くで生活したい」などで書いたように、自分の体で証明しても良いと思っていましたが、お金がなくて 残念ながら行動には移せませんでした。今になっては、もう体力も資金もなくなり完全に不可能になりましたが、当時は本気 でした。

  この問題は、安倍さんが決断して菅直人のやったとんでもない政策を証明して、ひっくり返せば解決すると思うのです が、何が怖いのか、放ったらかしです。
  何も手を打たずに原発が稼働するのを待つつもりなのでしょうか。やっと川内原発が動きだしただけなので、全部が動き だすのは何時の事か想像も付きません。
  やはり、日本の反日マスコミを恐れているのでしょうね。

  その反日マスコミは原発問題に都合の悪いことは一切報道しないようです。ねずさんがそんな興味深い記事を書いてくれ ています。これは、大問題です。          

  小名木善行 ねずさんの ひとりごとより   2015年11月12日
   
   ニュー ヨーク・タイムズの記事 

     ニューヨーク・タイムズに紹介された記事をひとつご紹介します。
9月21日のものです。
科学欄に記者の記名入りで紹介された記事です。

  いつもなら、日本のA新聞あたりが、ニューヨーク・タイムズに2~3行の記事が載っただけで、大々的に報道して、大 騒ぎするのに、不思議な事にこの記事に関しては、結構大きな扱いの記事であるにも関わらず、日本のメディアではただの1 行も報道されません。

  文は、ニューヨーク・タイムズのHPでも閲覧ができるものです。
以下にご紹介します。
和訳は「放射線の正しい知識を普及する会」の高山三平さんの翻訳を、ねず式で少し編集させていただきました。


  先に要点を申し上げますと、ニューヨーク・タイムズのジョンソン記者は、福島原発の事例をあげ、実際に放射線被害で 死亡した人が皆無であったにも関わ らず、政府の強制避難によるストレスが1600人もの人の命を奪ったという事実をあげ、旧来の常識にとらわれない、冷静 かつ客観的な検証の必要を呼びかけ ています。

  低レベル放射線による健康増進効果は、現実の問題としてラドン温泉で実証され、また台湾におけるマンションでの被爆 事故の30年結果や、広島、長崎の原爆被害以降の調査結果などからも立証されていることです。
ところが、一部の科学者たちは、これを政治的に認めずに、いたずらに原発の危険を訴え、民衆を恐怖で惑わし、結果とし て、1600人の人の命を、放射線の被爆被害とはまったく異なる理由で奪っているのです。
これは殺人です。

  日本の原発を停止させ、将来廃止に誘導しようとする政治勢力が、間違いなく日本国内にあります。
この結果、私達の生活はいま、石油を燃やす火力発電頼みとなっています。
ところがもしいま、中共政府によって南シナ海、東シナ海のシーレーンが軍事的に封鎖されれば、日本はその瞬間から石油の 輸入ができなくなります。

  原発が停止している状態で、石油の輸入まで停止すれば、日本中から街灯も、屋内の電気も消えます。
高層ビルのエレベーターも停止します。
鉄道も停止します。
工場は、全て操業停止に追い込まれ、ショッピングセンターも閉店を余儀なくされます。
日本は、経済も生活も、すべて電力の上に乗っかっているのです。

  つまり電力は、日本国家が成立し有効に機能するために基礎インフラです。
そして本来、国家の基礎インフラは、私権を制限してでも、国営で行うべきものです。
世界中のほとんどの先進国が、そのようにしている中にあって、日本だけが、それら国家の基礎インフラを民営化せよと騒い でいます。

  しかもその国家の基礎インフラが、外国の工作によって原子力も火力も失われようとしているのです。
そしてその工作に協力することでカネを稼ぐ言論人やメディアに、日本の世論が操作されています。

  私達日本人こそ、放射線についても、科学についても、電力についても、石油についても、経済についても、冷静になら なければならない国民です。
そしてそれができるのが、日本人だと思います。

  *******
  【放射線が本当のリスクでない時】
  原題:When Radiation Isn’t the Real Risk
  2015年9月21日 ニューヨークタイムス 科学欄
  記者 ジョージ ジョンソン

  今年の春、福島の原子炉事故から4年目に至り、科学者たちが東京で、あの恐ろしい事故に関するその後の危険性を討論 する会合を開きました。

  「誰も放射線によって、死亡したり病気になったものはいなかった」
この点は先月IAEA(国際原子力委員会)によって確認されたものです。
福島の原子力発電所関連の従業員の間でさえも今後この事故の関連で癌になる人の数はあまりに低くて計る事ができません。 統計的な雑音の中に埋もれてしまうということです。

  ところが1600人の人たちが強制避難のストレスによって死亡しています。
この死亡は、日本の原子力発電所からの漏洩した低レベルな放射線によるものとは認められないと、幾人もの科学者が述べて います。

  疫学研究者たちは「将来的な死亡危険」、つまり放射線あるいはその他の原因で「今後死亡が発生する危険がある」と述 べています。
しかしこれはまだ計数的な裏付けがありません。
つまり現段階では、抽象的な意見にすぎません。

  事故後、ストレスによる死亡は現実に実際に起きたことです。
私がフィラデルフィアのフォックス・チェース癌センターで取材した時に、東京セミナーのパネリストの一人である医療物理 学者のモハン・ドス博士は、
「政府はパニックに陥った」と述べました。
「病院の集中治療室を退去する時には、患者を高等学校に連れて行って、生き延びさせることは出来ません。ところが犠牲者 になった人たちは、主に老人ホームの人々です。自殺者もいました。放射線の『恐怖』が、人々を殺したのです」と述べてい ます。

  東向きの風によって、放射性降下物の大半は海へと流れました。
残りは広がって希釈されて陸地に落ちました。
もし避退者達が自宅に留まっていたらこの4年間の間に彼らの放射線受容量は最も線量が高い場所であっても、累積で70ミ リシーベルト程度です。
このことは、全身のCTスキャンを毎年受けた量とほぼ同じ量です。
しかもこのように高い放射線量の場所は本当に例外的なものにすぎません。

  ドス博士は、「大半の居住者はそれよりはるかに少ない、年間4ミリシーベルト程度の被曝であったと」計算していま す。
地球上における自然の放射線量は年間2.4ミリシーベルトです。

  放射性降下物による被曝の影響は、「どのように微量であっても、放射線は悪影響を人間に及ぼすものである」という仮 説が真実かどうかにあります。
ドス博士は世界の放射線科学の標準となっているその仮説に疑問を持っている科学者の一人です。

  「ラディエーション・ホルミシス」は、「ある水準以下であれば放射線は無害であるばかりか、むしろ人体に有益かもし れない」という現象です。
これは長年議論され続けています。

  最近、彼とロス・アンジェルスのUCLAメディカルセンターのキャロル・マーカス氏及びアルブケルクのサンディア・ ナショナル・ラボラトリーのマー ク・ミラー氏は、共同で原子力規制委員会に存在しないかもしれない脅威による過剰反応を抑えるために規制を改訂すべきと の提案書を送りました。
公聴会の期日はまだ設定されていませんが、それが終わった時には多くの矛盾した証拠が提出されていると思われます。

  いま、1シーベルトの放射線は、それが照射された人々のうち5%の人たちに致死的な癌を発生させると考えられていま す。
けれど、「直線・閾値なしモデル」によれば、1ミリシーベルトの被ばくは1千分の一の危険をもたらす、つまり 0.005%であって、10万人の人の中で5人の致死性の癌を引き起こすとされています。

  ですから、福島原発から半径20キロメートル以内に住む人たちが避難させられ、平均的な累積放射線量16ミリシーベ ルトを避けました。
この避難によって、癌による付加的な死亡者の数は160人減らす事が出来た、それは強制避難の結果の死亡者総数の10% であるとされています。

  ところがこの推計は現在の基準が正しいことを前提にしています。
もし低線量の放射線がより危険でないのなら、放射性降下物は癌罹患率を全く高めなかったかもしれないのです。

  ホルミシスの考え方によれば、それをさらに進めて低線量の放射線は現実的には人間の健康リスクを低下させるとされて います。
生命は弱い放射線環境の中で発展してきたものであり、実験・研究結果や動物実験は、弱い放射線が防御的な酸化対抗物質を 解き放って免疫系を活性化し、全ての癌を予防することを示しています。

  広島と長崎の原爆後の生存者について、疫学的研究はホルミシス理論を支持するともそうでないとも両方に解釈されてい ます。
ところが放射線規制においては、安全閾値は無いとされています。
このため微量の放射線の理論の人体実験は行う事が出来ません。

  ところが台湾で30年前に、1万人が居住する200棟のアパートが放射性コバルトを含んだ鉄材を使って建設され、結 果として、居住者たちは平均して年間10.5ミリシーベルトの放射線を浴び続けた(これは福島の推定平均放射線量の倍以 上)という事件がありました。
この事件に関する2006年における調査によれば、一般社会における癌発症に比べてこの居住者たちの発症数は統計よりも 少ないものでしかた。
統計的期待値が115件の発症であったにも関わらず、実際の発症者は95件だったのです。

  この論文の抜粋も、2年後に発表された論文も、この現象について触れていません。
発表者達はこのアパートの居住者たちは一般の人たちに比べて健康ではなかったかと推測していたのです。
そして強調されたのは、白血病と乳癌の若干の増加の関する曖昧な証拠と30歳以前の居住者たちの癌リスクの増加の分析だ けでした。

  最近になって、ジョンズ・ホプキンス大学の科学者たちは、ラドンに関しての研究の中でより高いラドンガスの中で暮ら してきた人達はそれに応じて、低い肺癌の発症率を持つと発表しました。
もしそうならば、連邦安全基準の沿うためにラドン除去に投資している住宅所有者たちは癌のリスクを高めている事になりま す。
これらやその他の発見は論議されている。

  これら全ての研究はいま、「混同」することで混乱させられています。
老人と喫煙者は自然に癌になりやすいけれど、これらをデータに混入し、科学的議論であるべき物が、誇張され、対立する団 体がデータを彼らの必要に応じて使用されたりしています。

  福島の強制避難の様に、起きてしまった事について苦しむよりも、もっと大きな課題が存在しています。
非常に微量な放射線でさえ、人々は恐怖し、人々を命を救う診断や放射線治療から遠ざけているのです。

  我々人間はリスクのバランスをとるのが下手です。
そして我々は常に不確実な世界に生きています。
我々は想像した危険を逃れようとして本当の危険を冒しているのです。…以下略

  あの朝日新聞と仲間の反日ニューヨークタイムスがこんな素晴らしい記事を書いてくれているとは驚きです。それに比べ て、これを、一切取り上げない日本のマスコミがどれ程腐っているかが良く分かります。
  産経が取り上げなかったのは何故なんでしょうか、もしかしたら、気が付かなかったのかもしれません。今からでも、 大々的に取り上げて欲しいものです。

  それにしても、菅直人の罪は万死に値しますね。どうして、こんな男を罰することが出来ないのでしょうか。これこそ が、民主主義の弱点じゃないでしょうか。それとも、やはり、マスコミを恐れる政府・自民党の情けなさでしょうか。
  菅の罪を明らかにして、福島原発で未だに帰れない人達を早急に帰還させてあげ、停止した原発も稼働させるべきです。 それが、どれだけ日本の経済にとって助けになるかを考えるべきでしょう。

  偶然でしょうか、田母神さんが、【虎ノ門ニュース 8時入り!】で、一時間5分過ぎから、菅のやったことを、あの非難は、菅直人による強制連行だとズバリと言われています。

11/11(水)~ 田母神俊雄・居島一平~【虎ノ門ニュース 8時入り!】


日本精神の源流「御霊」

2015年11月16日 | 誇れる日本

  偶然でしょうか、ねずさんが戦後日本人の劣化 を、日本人の魂を失ったからと見事に書いてくれています。まさに、昨日の西郷さんの言われたことを証明してくれていま す。
  やはり、日本人は明治維新以後失った心を取り戻さない限り復活はないですね。何時ものように、全文を是非リンク元で 読んでください。

  日本は本当に凄い国だったことを今更ながら思い知らされます。結局は、西欧が儲けるために、世界に出て行って植民地 を作り搾取するということやりだしたことが、世界を混沌に持ち込んだ原因だったことは明らかでしょう。

  もし、日本が世界に出て行っていれば、天皇と公民の考えで植民地政策なんてことはやらずにもっと素晴らしい世界を造 りだしたのじゃないでしょうか。
  つまりは、日本人がもう一度精神を取り戻し、それを世界に広げることが出来れば、世界は平和になるのじゃないでしょ うか。それが、日本が今まで何とか消滅せずに残っている意義なのじゃないでしょうか。

  小名木善行 ねずさんの ひとりごとより   2015年11月11日

  日 本精神の源流「御霊」

  反日であることがまるで正義となっているような昨今の日本で、政治や軍事や教育や様々な分野で日本を貶める工作が行 われています。
  産経に記名投稿をしているような著名な言論人でも、政府の機関に採用になった途端、馬脚をあらわすというか、「日露 戦争は日本の侵略戦争だった」などと言い出す始末です。

  ではそうした反日活動が、著名な言論人によって何故行われるのかというと、実は簡単なカラクリです。
  カネが動くのです。
  日本を貶めたい国は、日本を貶めることによって、日本政府から法外なカネをふんだくる国です。
  そういう国にとっては、日本の言論人が反日的発言をしてくれればしてくれるほど、日本政府からカネを奪いやすくなり ます。
  だから、影響力のある言論人にカネを積みます。…中略

  人の本体は魂であり、その魂が三次元の世である地上世界で人として生きます。
  そしてこの世で、様々な苦労をする。
  苦労をすることで魂を成長させる。
  そうすることで、より高次元の魂に自分の魂を成長させていく。
  この世は、そのためにある、というのが、昔の日本人の普通の考えでした。

  ですから辛いこと、悲しいこと、苦労なことがあっても、何があっても「この魂だけは汚すものか」ということが、人と しての誇りであり名誉  だったのです。

  これが日本人の根幹にある文化意識です。
  だからどんな苦労にも耐えたし、カネに転んだり、卑怯な真似をすることは、魂を汚すこととして唾棄すべきこととされ てきたのです。
  日本人が戦後に失った最大のものが、これです。…中略

  日本は「恥の文化」だといいますが、それは「人前で恥をかくことをおそれる」(これを虚栄といいます)ということで はなくて、「自分の御霊  に恥じない生き方をする」ということです。
  だから、「誰も見ていなくてもお天道さまが見ている」と日本人は考えるのです。
  ここに日本精神の源流があります。

  日本人が良いモノをつくってきた。
  誠実だから良いモノができるのです。
  なぜ誠実なのかといえば、自分の御霊に恥じない生き方をしようと思うからです。
  これが日本文化です。

  おカネは大事です。
  けれど、
  「人にはカネよりもっと大事なものがある」
  「人にはカネで買えないものがある」
  そう考えてきたのが日本人です。
  肉体が贅沢するためのものは、何もかもカネで買えるかもしれません。
  カネでカタがつくかもしれません。
  けれど、魂は、カネじゃあ買えないのです。

  そういう日本人の本質にあった文化を取り戻す。
  それが、日本を取り戻すということなのではないかと思います。

  ねずさんの古事記で日本の心を取り戻しましょう。待ち遠しい。