プーチンもここで負けると地位を失うので反撃に必死のようです。ウクライナへ支援の武器供給ルートと貯蔵庫を標的に仕出したようです。
これに成功するとますます長引きそうですね。
宮崎さんが詳しく報告してくれています。それにしても、日本のマスメディアは宮崎さんの情報に勝てないようです。それとも、報道しない自由を行使しているのでしょうか。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和四年(2022) 3月23日(水曜日) 通巻第7268号
ウクライナ支援の武器供給ルートと貯蔵庫をロシアが標的
嘗ての蒋介石支援ルート、ホーチミンルートを彷彿させる
西側のウクライナ支援ルートは軍事機密に属するためか、公開されていない。
二月下旬の開戦前、すでに米英の武器が大量にウクライナに搬入されていた。その上、CIA、シールズなどがウクライナ軍の 訓練を行っていた。機関銃の撃ち方? 対戦車携行ミサイルやスティンガー、NLAWの撃ち方などである。
開戦とともに、増派と武器供与の増強を決めた。
米兵はポーランド、ドイツへ増派された。威嚇ではなく、支援ルート確保と保全が主目的とされた。
ポーランド、ドイツ、オランダも武器供与の支援国に加わり、いったんポーランドのNATO基地に格納され、さらにウクライ ナとポーランド国境付近の貯蔵庫、武器庫に搬入された。
ロシアは、この武器備蓄拠点を超音速ミサイルで破壊した。
ロシア国防省が3月20日に発表したところでは、ウクライナ南部ミコライウ州コンスタンチノフカの燃料貯蔵施設を、極超音 速ミサイル「キンジャル」で、西部デリアティンの地下弾薬庫へは巡航ミサイルを飛ばして破壊したとした。
ミサイルはクリミア半島上空からの軍用機と、カスピ海洋上の艦艇から発射された。
戦争継続に絶対不可欠の武器支援ルートは、ポーランドからはロシアの偵察衛星によって発見されやすい。
このため、西側はアドリア海からクロアチアへ陸揚げし、ハンガリーからルーマニアへ運ばれているとする説が有力である。
第二次大戦中、蒋介石支援ルートはビルマ(現在のミャンマー)から雲南省へ到った。直前まで存在したソ連ルートは日ソ不可 侵条約以後、撤廃され、また英国の香港ルートは日本の香港占領で無効となり、フランスのインドシナ・ルートも日本軍の南下に よって使えなくなる。
すると英国はビルマから昆明への運送ルートを確保、この蒋介石支援ルートを絶つために日本軍はインパール作戦を展開し、16 万が犠牲となった。
ベトナム戦争のときのホーチミンルートは、戦域を拡げないために米軍の空爆は当初抑制された。「北爆」とはラオス、カンボ ジアという「戦域」以外の攻撃であり、戦争のエスカレートだった。
ウクライナ支援ルートは、今後、ロシアのミサイルに脅かされることになり、対空ミサイルのほか、衛星破壊、ロシアの探知能 力低下のための作戦が国境を越えて行われる可能性が出てくるだろう。
日本が苦しめられた蒋介石支援ルートを思い出すとは宮崎さんも西側の怪しさを疑っているのでしょうか。
いずれにしても、真実が明らかになるのは忘れた頃でしょう。それとも永遠に謎とされるのか。
やはり、世界は腹黒い奴等によって操作されているのじゃないでしょうか。